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マクマホン洋子のゴールデンV

究極の原点である
【ゴールデンVの法則】提唱者
英語教育と人材育成のプロ
マクマホン洋子のブログです!

インフォームド・コンセント( informed consent)という言葉ある。

「十分な情報を得た(伝えられた)上での合意」を意味する概念であり、

特に、投薬・手術・検査などが、治療や手術についてよく説明を受け、

十分に理解した上で(informed)、対象者が自らの自由意志に基づいて、

医療従事者と方針において合意する(consent)することである。

説明を受けた上で治療や手術を拒否することもインフォームド・コンセントに

含まれる。

 

説明の内容としては、対象となる行為の名称・内容・期待されている結果のみではなく、

代替治療してや副作用、成功率、費用までも含んだ正確な情報が与えられることが

望まれている。また、患者・被験者側も納得するまで質問し、説明を求めなければならない。

 

そして、そうやって、生命装置を外すことを選択された患者がいた。

彼は、ヘビースモーカーだった。

 

ひとつの肺は完全に機能を止めていた。

もう一つの肺は、肺のほんの一部が機能していたが、

それでも命を守るための十分な機能はなく、

延命装置が取り付けられていたのだった。

 

昏睡状態で目が醒める見込みのない彼には

自分でこの先どうするかの意思表示が全くできなかった。

 

だから、

その判断は家族に委ねられいていた。

 

そして、

家族の選択は.......

 

延命装置を外すこと!

 

延命装置は外された

残された一つの肺のわずかな力で

まだ命は繋がってた

 

生きるための時間はもうない!

 

そこで普通だったら

そのまま、自然死を待つのだが

 

彼の場合は違った!

 

当日、インドから研修でその病院を訪れていた

一人のインド人医師

 

インド人医師はなんと最後の手段として

昏睡状態の彼の肺を

大量の塩水で

洗浄し始めた.......

 

まずは完全に機能しなくなった肺を!

 

洗浄水は口からボコボコ

臭い匂いの真っ黒な水となって

溢れ出てきた

 

そして

 

機能しなくなっていた肺は

蘇った!!!!!!!

 

そう

 

彼は命を取り留めたのだった

 

1週間後

残りの少し機能していた肺も

洗浄し

 

ついに

彼は復活した!!!!!

 

そして30年後の

2018年5月7日に

彼はタクシードライバーとして

 

私をゴールドコースト空港まで

送ってくれた......

 

もしあの時に

家族の意志で延命装置を外しただけだったら

彼のその後の30年はなかった!

 

私を空港まで連れて行ってくれることも

なかった.......

 

勇気あるインド人医師の判断が

一人の命にまた灯火をつけてくれたのだ!

 

命の選択......

いったい誰がすべきなのか?