本日の大阪は・・・
朝、確かに晴れておりました。
わぁ~快晴だ!!!と、喜びまして、向かった先は、
梅田芸術劇場
(つい、この間までエリザベートで盛り上がっていた会場でございますよ)
『琥珀色の雨にぬれて』 大阪初日

こちらは、星組さんの全国ツアー公演。
9月の頭から旅が始まり、明日の大阪で大千秋楽でございます。
さすが、最終段階あって、すごく濃く
納得できる舞台となっておりました。
まさかまさかの、ねねシャロンに激オチ君の私。
さて、この作品、再演ものでございます。
私は、前回の花組公演を見ていたので、
比較など含めつつ・・・感想です。
【登場人物】青年貴族のクロード君: 柚希礼音 (匠ひびき)一生モテ期のシャロンさん: 夢咲ねね(大鳥れい)ジゴロ・ダンサーのルイ君: 十輝いりす(春野寿美礼)クロードの婚約者・フランソワーズちゃん: 音波みのり(遠野あすか)クロードの友で、フランソワーズの兄ちゃん: 鶴美 舞夕(瀬奈じゅん)※カッコ内は、私が前回見た2002年花組版です
柚希礼音
ちえクロード君は、
まっすぐで、ピュアな青年でございました(^▽^)
元軍人の青年貴族クロードが、神秘的な女性シャロンと、
清純な婚約者・令嬢フランソワーズの間で揺れ動く恋愛模様。
みたいな、記憶があったドラマですが・・・
いえいえ、もはや、揺れ動く間などなく、
シャロンにひとめ合ったその瞬間から
彼は、彼女ひとりだけを見つめておられました(笑)
それは、それは、
太くてね~濃くてね、強い!
誰がみても「うん、そうだよね~」と言ってしまう
シャロンへの大好き光線!!出ちゃってました、はい。
2002年に見た舞台の主人公は、シャロンに心引かれながらも
自分を大切に思ってくれる、妹のような存在のフランソワーズの思いも断ち切れず
二人の間を行ったりきたり…
優しいんだか、悪いんだか、どうなってるのよチャーリーさん!!!
な、優柔不断まんさい男でした。
当時の私などは・・・
「ああ、大人は分からん!!!」と、思ったもんです。
しかし、「大人のドラマ!」と勝手に決め付けていましたが、
いざ自分が大人になってみて・・・
そして、この星組版をみて・・・
「アリかも」と思う自分がいました(・_・)
体は大人でも、頭脳は子供!(ん?どこの逆コナン?)
心の中にある「本音」は、大人も子供もないんじゃないでしょうか??
そういう意味では、ちえクロードは、恋に落ちちゃったんだもの。
歌詞にもありましたが
「突然、突然に、誰もいなくなっちゃって、目の前には彼女しかいない」って。
もはや、彼の世界の住人は、クロードとシャロン・・・ふたりだけ。
究極の状態ですもん。
彼が、彼女に正直に、一途な分、この物語の新しい解釈が出来て、
いろんなトコロが、ストンと心に入ってきました。
ブラボ!!!
いや~シャロンが大好きで、迷わず突き進む
マジメで、シャイで、シャロンにだけは熱い男
ちえクロード、力いっぱい応援したい気にすらなりました♪ ←ファン故か??
夢咲ねね
大好きな、星組娘役・れみちゃんが卒業した今、
ただただ1人、舞台で私に向けて強力オーラを出しまくり
「私をみなさい!」って言ってくる・・・ねねちゃんがいらっしゃいました。←言ってません。
冒頭にも書きましたが、
ねねちゃんのシャロンが良かったです!!
これまた、フェロモン出しまくりの神秘的な「大人の女」と思い込んでた役。
彼女は、「人が求める自分」に近づけようと
大人を演じていた女性だったのでは、ないのかな~
ジゴロや、お金持ちのパトロンに囲まれながらも、
心の奥底で、本当の自分を認めてくれる人を探していた。
身分違い、住む世界の違う貴族への恋心を、
彼女自信が一番おそれていたのでは??
「いつか二人で、琥珀色の雨が降るマジョレ湖へ行く」と、約束をする。
ふたりとも、子供みたいに嬉しそうだった。
でも、それは、あまりにも短かった。
愛を語った、翌日に…突然に乗り込んでくる
愛する人の婚約者Σ( ̄ロ ̄lll)
「彼を汚さないでぇ~」って、
急に大きな声で叫びだしたΣ( ̄ロ ̄lll)
婚約者いたんだ!!
こんなに必死で、一途な婚約者が!!
そりゃ、びっくりして…
泣きたくなって、悔しくなって
負けたくなくって、ウソだって言っちゃうよね~
「彼に求婚されたの!(あなたには、負けないわ)」
でも、シャロンは気づいてる。
ああ、私は、彼とは違う世界の人間なんだ…って。
この求婚うんぬん、を聞くや否や、アズスーンアズ
フランソワーズは、泣きながら走って出て行く。
「他に言い方はなかったのか!」と、シャロンに厳しくいい
さよならを告げ、彼女の前から去るクロード(泣)
号泣する、よこまる。
なんだよ~ちえ様、
一緒に湖行くって行ったじゃん!!(泣) ←気持ちは、もはやシャロンな私。
「・・・」
ちょっと、熱くなりすぎて、なんだかよく分かりませんが、
あたしゃ途中からシャロンが憑依しまして
彼女の気持ちで、
涙 ・笑い・ 悲しみ・ 苦しみ・ 長い旅路の果てに掴んだ…(ん?)
ま、とにかく、シャロン側で見てました(笑)
そんな、私側に寄せてくれ、体感させてくれた、ねねちゃんに感謝。
劇中の彼女の歌は、本当に素晴らしかったです!!!
(ショーは、いつもどおりでした。ふふふ)
十輝いりす
これまた、まさこ様のルイが良かったです!!
以前は、春野さんが演じられ、まあこの上なくビジュアル最高でしてね~
歌も聴かせて・・・
キャーキャーしか言ってなかったですけども。
よくよく考えてみると、ジゴロでも、ダンサーでもなかったような(笑)
主人公をサポートしちゃう、とっても気のいい男前の兄ちゃんでした(^▽^)
一方、まさこ様は、間違いなくジゴロでした。
最初は、同じくシャロンに恋する恋敵感バシバシ。
でも、よいライバルとなり、「青列車」の歌あたりから、楽しさ倍増!!
ここは、遠慮のない同期ってのがグッドでした。
お互いが、対等にシャロンにアピールしているのが「コレコレ!」と
思わせてくれました。
また、デッカイまさこ様と、デッカイねねちゃん(笑)
二人の並びは、なんだかイイかもしれません(^▽^)
そして、まさこ様は、個性派…色気もあるイイ男役さんですね!
その他
・本日は、フランソワーズ兄妹にカミカミ様が光臨。
業師には、めずらしい日でございました(・_・)
・天寿さん、礼さんの実力をバシバシ感じました!
・フランソワーズの音波さん・・・しっかり化けておられました。
・10年前の私は、フランソワーズのあすか譲側で見てましたけどね~(遠い目)
・でも、あすか譲は、意外に強くしつこい女で、まあまあ怖かった(笑)
現代でいうストーカーか!!的なね。
・壱城あずさ最強!しーらん目力はすごいです。
元締めじゃなくて、そのものズバリ「ジゴロ」が見たかったな~
※書いてる途中に、TBSの感謝祭に、まさお登場したり・・・
みみちゃんが、可愛すぎたり!!!!
もう、てんやわんやに、なりUPが遅くなりました(笑)
いいヅカDAYでした(^▽^)
◆本日の団子◆

朝ごはんも、
高カロリー!
あ、お気づきの方もいらっしゃると思いますが・・・
1幕が終わり、劇場の外へ出ると
琥珀色の雨が降ってました(・_・)ノ""
おしまい(笑)←よこまる雨女伝説は、つづく。
明日、どうなりますかね~ドキドキ!!!!