乳頭乳輪も切除?? | ようちゃんのブログ(乳がん闘病生活と日常のあれこれ)

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異時性両側乳がん
(左:ステージ0 右:ステージ1)

2017年12月左乳房皮下乳腺全摘(乳頭乳輪温存)
2018年5月左乳房再建(インプラント)
2023年4月右乳房皮下乳腺全摘(乳頭乳輪温存)
2023年12月両側乳房再建(インプラント)、乳頭再建

いろいろ考えた結果、今後の治療をどうするのか、自分の気持ちを伝えるために、病院に行きました。その病院では再建手術は行っていないとのことで、別の病院で手術しなければならなくなりました。結局、一度断られた大学病院の先生に、もう一度紹介状を書いてもらい、再度受診することになりました。
 
診察室に入るや、なんでまた来たんやというような顔されました。すぐに元の病院で追加切除しなさいと言ったではないかと。今頃は放射線治療を始めてるころ。非浸潤なんだから、できるだけ早急にしないとダメって言ったのにって。
いったい、元の病院の先生は紹介状に何を書いたのでしょう??なぜまたここに来る必要が生じたのか、その説明を書いてくれたのではないのか・・・。
仕方なく、自分で経緯を説明することになりました。MRIをとったら、切除部分から離れたところに怪しい箇所があると言われたので、皮下乳腺全摘して、同時再建したいけど、元の病院では再建手術ができないと言われたと伝えました。
怪しい箇所とはいったいどこなのかと聞かれたものの、えっ、そのあたりの説明って、書かれてないんか??
画像を見ながらどこかと聞かれても、私にはわからないので答えられません。紹介状に詳しくそのこと説明してないの??
通常、紹介状にはどの程度の情報が記載されているものなのでしょうか?
MRI画像のデータは画像のみで、それに関する説明とかって記載はないものなの?
そして、前回にも言われたけど、通常は、MRIを先に撮ってから、手術する。そうしないと、MRIに血痕がうつって、癌との区別がつかないって。
そんなん、私のせいではない。初めて乳癌になって、なんの知識もない。診てくれた先生の言うことが正しいと思い、信じるのが普通ではないのか。今更、このやり方は間違ってますって言われても、どうすればいいの??
なんで私が責められる??辛くて、泣いてしまいました。
しばらくして、先生は、受け入れてくれました。そのかわり、MRIの画像を見た段階での受け入れで、今後はこちらの指示に従うようにと。
受け入れると決めたら、MRI画像を詳しく確認しはじめ、乳頭が光っていることを指摘されました。おそらくは出血のためかと思われるが、この画像だけで判断したら、乳頭乳輪も切除することになると。
えっ、また絶句・・・。そんな・・・、なんで・・・。
大学病院にある精度の高いMRIでもう一度、時間をおいてから、出血が止まっていそうな時期に撮影して、どうするか決めようと言われました。
乳頭乳輪、これがなくなるっていうのは予想外の出来事であり、またまたかなりのショック。
うそでしょ。
だって、マンモグラフィーでは石灰化はしこりのそばだけで、乳頭方向には全く伸びてない。だから、全摘ではなくて部分切除でいいって話やったやん。だから、乳頭には癌がないってことやん。なのに、それがわかってるのに。MRIの結果で光ってるイコール癌と診断されるっていうのはおかしい。癌じゃないのに、なんでとる必要あるの。
なんでこんなことになってしまったんだろうか・・・。

部分切除と放射線で形が変形するくらいなら、全摘と再建の方がいい、それが私の本心?そんなわけないやん。それは大きな勘違い・・・。
いっぱい、いっぱい考えた上での決断やから、もういいんねんけど。でも、本心は、残せるものなら残したいよ、自分のものを。自分のものがなくなって、偽物を作るのは、かなりの抵抗があるの。
必死で自分を納得させるために、見た目が悪くなるからって理由を大きく掲げた。
そうしてやっと、この結論に達したのは、まだ、乳頭乳輪が残せるって思ってたから。自分のものがあれば、ふくらみが偽物でも、まだ耐えられるって思ったから。
なのに、なんで・・・。
 
この日は、診察後に、血液検査や心電図などをした。
再建手術は人気で混んでいるらしく、手術は1月末か2月になると言われた。そんなに放っておいて大丈夫なのかとパパさんが気にして聞くと、やはり微妙らしい。もしかしたら、ステージ0がステージ1になるかもしれないって。ようするに、浸潤の可能性があると。確率は五分五分。
でもとりあえず、大学病院で診てもらえるようになって、よかった。元の病院は一人の先生が全部一人で判断して動いてるけど、大学病院の場合はカンファレンスがあって、複数の医師の意見を聞いて行うので、その点もいい。
最初から大学病院なら、何の問題もなかったのにな。