本当は明日書こうと思ってたんですけど、さっきオーディションの話をいただいたのでしばらく忙しくなるので無理だ!

ってことで今日ぱぱっと書いちゃいます!

質問、コメントはツイッターのほうが確実です

https://twitter.com/ykykmi?lang=ja

 

 

 

さてさて、前回のブログで審査員は何を考えているかって自分で考えてみてくださいって書きました!

なんでかっていうと自分を客観的にみれてるか!ってことがすっごく大事で、それを磨くために自分で「自分には何が求められているのか」って考えてみることが大切なのです!

 

 

例として・・・

・自分を覚えてもらうためになにか奇抜なことをしなくちゃ!

・自分はアイドル声優になりたいからかわいさアピールしなきゃ!

・歌ったりもしたいから歌えることをアピールしなきゃ!

・滑舌がいいことをアピールしなきゃ!!

 

などと思うと思います!

というより、日ナレにいるころ仲間たちとそういうことを話し合っていました

 

 

審査員は「この子を外部のオーディションに出しても大丈夫か?」って考えてるんです!

 

だから奇抜なことをすればするだけうちの会社のイメージが悪くなるからこわくて出せないってなるし

ゴスロリとかの服装をすれば「社会常識なし」って思われるし

マイナスなこといっぱい!!!

 

だけど、いま有名でいっぱいアニメにひっぱりだこの声優さんの話でオーディションのときにとにかく変なやつだったって話も聞くじゃないですか!

そういうパターンも実際にあるんですよね。

例えばちびまるこちゃんのはまじってキャラいるじゃないですか、ああいう風に普段からそういうキャラの人ならオーディションでもそういうことしていいと思うんです。

クラスメイトから嫌われてない=社会でも他人を嫌な気分にさせないってことです

でも、まるおくんが学級委員になりたいからってはまじのマネしたらみんなひくじゃないですか

オーディションもそういう風だと思ったらいいと思います。

普段やってないことをやるといくら練習しても「違和感」が残ってそれが他人を嫌な気分にさせます!

 

普段の自分のいいところを前面に出す!

オーディションに勝ち残るために、目立つために○○しようはだめ!

 

自分が小学校のころのことを思い出してみてください。

まだ、「いい大学に入るためにこういうキャラを演じておこう」とかそういう風に考えず、自分の心の赴くまま生活していたころのあなたはどうでしたか?

おとなしかった?明るかった?えらそうだった?おくびょうだった?

 

たまちゃんみたいにおとなしい性格なら無理に明るくせずに声だけはきはきとしゃべれば「かわいいな」ってなる

 

野口さんみたいに陰険なキャラならそのまま。野口さんみたいなあなたならきっとあなたが普段考えていることを人に話すだけで「こいつ!おもろいな!」ってなる(アニメでも野口さんは物知りでおもしろい!って周りからみられててそれが理由で嫌われてたりはしませんよね?)

 

イメージわかっていただけたでしょうか?

 

養成所に通って○年!

って人ほど「オーディションに受かるための」って考えがちですけれど、一度原点に戻ってみてください

自己アピールはオーディションに受かるためにするんじゃありません。

あなたを知ってもらうためにするんです!

そして自分を良く見せようとしなくていいんです。

むしろしたらだめ!

そのまんまのあなた!をみせてください!!!

 

もちろんダイエットしたり、お化粧を研究したりは必要ですよ!(男子でもね!くまを隠すとか普段から化粧水とかでケアしてニキビを治すとか!)

そこははき違えないでください!

自分磨きは必要です!

でも、オーディションに残るために自分を変える必要はないんです。

自分自身を磨くだけでいいんです!

 

ちびまるこちゃんを思い出してください

藤木くんは暗くて卑怯でクラスからあーあいつはなぁ・・・って感じの立ち位置のキャラです。

でも、卑怯な藤木くんを好きっていうみどりちゃんというキャラがいます。

確か藤木くんはスケートが得意でみどりちゃんはそれをみて好きになったという設定でした。

あなたが藤木君ならスケートをアピールに使ってください!

卑怯な性格はアピールのなかでは隠して、スケートが得意なところだけみせれば審査員もみどりちゃんのようにあなた(藤木くん)に好意をもってくれます

がんばって卑怯を直して、大野君杉山君キャラにならなくていいんです!

 

さっきはダイエットするべきって書きましたが、明らかにデブキャラとしてなりたつような人ならそれはそれでおもしろいので無理にダイエットする必要はありません。

ただし、自分はデブキャラだと自覚し、声優としてもそういう立ち位置でいいのかどうかは考える必要があると思います。

声優になれればデブの俺でも女の子がきゃーきゃーいってくれる、わけではないですから。

 

女の例でいえば、私は地味キャラで、服とかメイクに興味はないけど、声優としてデビューすればメイクさんとかがかわいくしてくれるから

オーディションではいつも着てるジーンズにTシャツでいい

だって超絶人気なアイドル声優の○○さんも声優になるまでメイクしたことないっていってたもん

・・・はすっぴんでもアイドル級にかわいい100万人の一人だけです

内○さんとか、初期の宣伝材料写真ボーダーのTシャツでおしゃれさはまったくなかったですけど、超絶かわいかったですからね

表参道歩いていて大手事務所からモデルにスカウトされたことがある人はよれよれのジーンズにTシャツでもいいと思いますがそれ以外はだめ!

 

男のさっきの例の続きで言えば現在太っている声優さんでも女の人からきゃーきゃーいわれてるじゃん

俺もジャンプとかのかっこいいキャラをやればダイエットしなくても・・・と思うでしょうが

まずかっこよくないとその手のキャラのオーディションすら呼んでもらえないからー!

太っている声優さんでもいまは中年太りしちゃっているけど、若いときはやせてたからー!

あと、時代が違うからー!!!

いまは役が決定する=イベントが直結するからすでに人気の声優さん以外イケメンのキャラなら声優さんもある程度イケメンじゃないと選ばれないからー!

 

って感じですよね・・・

私もダイエットがんばってます・・・

 

 

と、ここまで自己アピールのときの表面を長々と書きました

 

次は内容(文章)です

 

「覚えてきた文章をそのまま読みました」って感じの人が毎年いますが、それはあなたではないですよね?

あなたはいつもいつも話すときそんな風に話すんですか?

違ったらそれはあなたではないので自己アピールではありません

 

あと、会社の面接のように御社を選んだ理由は~みたいな口調もいりません。

です、ますでいいと思います

 

あと内容ですが、声優を目指した理由はって内容の人が多いですが、養成所の通っている時点でみんなそうですからー!

当たり前のことをわざわざいわなくていいんだよー!

せっかく事務所の人に自分をみていただける貴重な機会なのに当たり前のことをいわなくてもー!

もったいないー!

「私は日本人です」

っていうくらい当たり前すぎてリアクションに困りますからー!

 

悪い例

「私は小さいころからアニメやゲームが好きで、いつもアニメをみていました。

そんなある日、▲っていうアニメで声優という職業を知り、興味を持ちました。

▲にでていた□さんがラジオでしゃべっているのを聞いて声優ってすごいなと感銘を受け、

□さんみたいな声優になりたい!と思いました。

私も将来、□さんみたいなかわいいキャラをたくさん演じられる声優になりたいです」

 

悪い例っていうより、テンプレですよね。

よく言えば失敗しないあなたも大人数の一人になれるやつです。

審査員に「文章考えるのがめんどくさくてサイトからコピペしてきたな」って印象をもたれるやつです。

 

良い例

「私はちびまるこちゃんのさくらももこ先生と同じ小学校の同じクラス出身です  (←あなただけの唯一の話!GOOD!)

アニメの舞台の小学3年生のころ、担任の先生から「アニメのちびまるこちゃんみたいに皆さんも仲よく、楽しい一年にしましょう」といわれました。(←思い出してるだけでなく、実際の話も書いているので客観性もできてGOOD!本当は数字とかいれるといいよ!)

ちびまる子ちゃんの街ということで生まれたときから身近な存在でしたが、改めてそういわれると自分がアニメの世界に入ったようでアニメをみるたび不思議な気持ちになる一年でした。アニメの画面の端に自分がいるような気分になることもありました。

学校を卒業した今、もう一度アニメの世界に入るにはどうしたらいいか考えたとき声優という言葉が浮かびました。

私はもう一度アニメの世界に入りいろいろな体験をしたいです」

 

無理矢理急遽作ったので文章のつなぎ目とかいろいろ変ですが笑

悪い例といい例を作ってみましたよ

 

両方とも声優を目指した理由を書きましたが、どうでしょうか?

インパクトが全然違うと思いませんか?

両方とも声優になりたい理由をテーマに書いてるんですよ?

 

悪い例では審査員の印象に残ることは「□(声優名)のファン」=たくさんいる=あなたという人は印象に残りにくい

良い例では「あのちびまる子ちゃんと同じ学校の出身」=ちびまる子ちゃんの人=めったにいないので記憶に残る、事務所でも話にあがる=あってもいないマネージャーさんにまで知っていただける!←これ大事!!!

 

他の人にない、オンリーワンの話題、あなたにもきっとあるはずです!(ここまでのインパクトのは無理でしょうが笑)

いままでの人生を隅から隅まで思い出してみて探してみてください!

別にすごい話じゃなくていいんです!オンリーワンです!

学校の帰り道にいつも野イチゴを食べてました

くらいでいいんです!

 

そして、上の例のようなインパクトがないかぎり、声優を目指した理由はいわないほうがいいです!

記憶に残らないから

 

そして、より『良い』印象になるように、わかりやすくなるように文章をブラッシュアップしてください!

 

 

番外編

ここでインパクトはあるけど悪い(つらいとかかわいそうとか)印象になるのでやめたほうがいい例

「私の父はすぐ借金をして、母をなぐるような人で母はいつも泣いてばかりいました。」

 

く、暗い―ーーーー!!!!

 

職場にいたら気を使うー!!

 

=事務所にいれたくない

 

実際にそういう体験がある人も自己アピールの場ではいわなくていいと思いますよ。

声優になってからラジオのお悩み相談とかで「実は・・・」っていうなら好印象になるからそのときまで隠してましょ。

そしてそういう話をラジオでするときはあらかじめ事務所に許可をもらってからにしましょ。

事務所に迷惑をかけるのだめ!絶対!!!