先日家にピアノを置く場合 その3〜グランドピアノ編〜を書いているうちに、適切な練習とはなんだろう?とあらためて考えるようになりました。
これは深いテーマだ。。。
どんな曲でも、レッスンの場ですぐに改善できるような箇所もあれば、しばらく時間をかけて改善していく箇所もあります。ですからレッスン中には、自宅でどのように練習すればいいか?ということを具体的に説明するようにしています。
例えば演奏に関することならリズムを変えて練習、跳躍の際の腕や手の動かし方、演奏中の姿勢、フレーズのとらえ方、ハーモニーの聴き方など。。。
そしてもっと広範囲な「練習」として、自分なりの曲のイメージを持つ、同じ作曲家が書いた他ジャンルの曲を聴く、文学や絵画や演劇などほかの芸術にふれる、などなど。
そして、具体的に説明したあとに私が言うのは、
「試行錯誤してみてくださいね」
とか
「色々と試してね。よく聴いてね。」
とか、
「ここ、研究してみてね〜」
とか、そんな感じ。
そんな風に言われたら、
「せっかくレッスンを受けているのに、結局は自分でやれってこと?」
と思われるかもしれません。
でも私は、
自分で自分の演奏をよりよくしていくこと。
それが大切だと思っています。
私がいなくても上達できるように、私がいま持っている知識と経験を会員の皆さんと共有しているのです。
私の恩師、渡辺健二先生もヴィクター・ローゼンバウム先生も同じようにおっしゃっていました。私もその影響を受けているのですね。
では、自宅での適切な練習方法とは?
演奏に関することならば、
効率のよい練習
これが上達への鍵だと思います。
次はもっと具体的に、私が考える効率のよい練習について書こうと思います。
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