ここが九州だからなのか、はたまた梅雨明けしたからなのか、急に夏が来た。ちょっと外を歩いただけで汗だくになるのは困ったものだが、走るのには理想的な環境になってきた。
もちろん熱中症の危険はぐっと高まっているが、そこを文明の利器でもって対抗しつつジョギングするのが大好きだ。強い日差しが心地よい。
劇場が変わると、やることは一緒でも、舞台上の感覚はだいぶ変わる。それでも、博多座は帝国劇場と大きさが近いので、少しの調整ですみそうだ。むしろ生活リズムの調整の方に時間がかかりそうな予感。
ちゃんとご飯を食べ、ジョギングをし、公演をしっかりこなして、きっちり寝る。この普通のことが軌道に乗るまでに、どれくらいかかることやら。こちらに来て二日目も三日目も、部屋に足りない物や忘れ物ーーしかも仕事道具!ーーを調達するために、100均やドンキを駆け巡って汗だくになった。
ここまでダイエットが順調で、いよいよ成果が目に見え出したところだが、ここは美味しいものが一杯ある博多。気を引き締めて臨まなければ。