近年の異常気象のせいか、はたまた台風のおかげか、一週間だけ夏が戻ってきた。
湿度が高くてジメジメするのには閉口するが、日差しも気持ちいいしジョギングにはうってつけだ。
いや本当、暖かくて天気がいいと格段に走りやすい。日本が一年を通してこんな気温だったら、毎日ずっと走っていられるのに。
日差しは夏を思わせるが、道端の昆虫達に季節が移り変わったのを意識させられる。
夏にはジージーうるさい蝉に囲まれて走っていたが、今は両側の草むらからぴょんぴょんバッタが飛び出してくる。
何故か保護色になっていない道路に居るのが好きなようだが、まあこいつらは自分で逃げるからまだいい。
季節柄か、絶対に道路を渡り切れない移動速度のKMC(解読したい人は、カタカナにしてみて下さい)も時々道路に居る。こいつと「G」が死ぬほど苦手な僕としては、これだけでもいつものジョギングコースが嫌になってしまう。
花粉がなくて天気がよくて暖かくてKMCやGもいない、そんな理想的な季節はないもんだろうか。