フードアナリスト認定講師と講師研修会。 | 半蔵門で働く元証券マン社長のブログ                       ~フードアナリスト協会日誌~

フードアナリスト認定講師と講師研修会。

地方に、優秀な講師や指導者の方が育ってきたということもあって、また、3連休はどうしても予定を入れる方が多いですから、お休みになる場合が多いですね。

フードアナリスト認定講師と、フードアナリスト認定準講師という方がいます。このあたりの仕組みと展望について今日は少し書いてみたいと思います。
フードアナリスト認定講師というは、2級フードアナリストを持っていて、一定の講師プログラムを受けた方を呼称します。大体30時間くらいの講習を受けていただこうと思っています。
ただし、昨年、ヒューマンアカデミーさんという大手資格学校と提携をするときに
「一定の期間だけでもいいから、1日で4級を取得できる講座をやりませんか。」
という提案があり、それまでは最低24時間前後かけていた4級を大幅に短縮、そして簡単に取れる「フードアナリスト4級速習講座」がスタートしました。
私達の団体の認知度を上げ、この業界でシェアを取って発言力を増すためにも、必要な選択でした。
ただし一定期間。です。
その時に
「フードアナリスト講座への講師派遣はだいじょうぶですか。」
と言われました。ヒューマンさん以外にも、いろいろなスクールさんからも声をかけていただいて、また私達協会の直営講座も開催していく予定がありましたので、一挙
「講師養成問題」
が発生しました。
(現在、ヒューマンアカデミーさんでは30拠点近くで「フードアナリスト養成講座」を開催しています。)
当時の会員のメンバーの中で「専門分野を持った方」「講師や教授をされている方」「スクールの先生」などを中心に講師になっていただきましたが
○片手間で、フードアナリストに対する熱意が感じられない
○知識が過少で向上心がない
○能力が低い
といった方もいました。
反省と総括を元に
「(期間を区切って)講師を速習で養成しよう。」
「速習で養成した講師の中で優秀な方を育てましょう。」
という結論になりました。
合格者研修に講師養成講座をつけて、まる1日出席するだけで、講師(4級、3級は準講師)の資格を取る事ができました。
東京で2回。大阪、名古屋、福岡、仙台、札幌で1回ずつすでに実施しました。

これは何度も言っていますが、もう2度と実施はしません。
準講師は、2級を取得することによって講師に昇格します。

この11月には、フードアナリスト検定教本2級上巻、下巻が発売になります。
1月には2級の速習講座も始まります。(もしかしたら1回こっきり)
ここまで書けば、認定講師養成講座が、来年3月ごろからスタートするということは、お分かりいただけるかと思います。

協会内部の方、それから実際フードアナリストの講座の講師をされたことがある方はお分かりになると思いますが、講座の講師は非常に厳しい世界です。
1コマの講義のために、寝ないで準備をされる先生がたくさんいらっしゃるくらいです。適当にしゃべっている先生はいません。
実習生を2回やったら、だれでも1コマは受け持つ事ができますが、ほかの先生や実習生や受講生や協会スタッフの厳しい目の中で、1発合格された先生はほとんどいません。
個人的な勉強会や、講師研修会などで「模擬授業」を繰り返しながら、何度も何度も練習をして教壇に立ちます。
中には何度やっても一向にダメな先生もいて、しばらくは登板のチャンスがないという先生もいます。
ふじーにさんが、ほとんど無償で引き受けていただいているこの講師養成プログラムのお陰で、この1年でものすごく講師の質が上がりました。
この春さきに、講師をされていた方で最近登板されてない方は、4級講座を見にきたらびっくりするんじゃないでしょうか。

さて、今週は金曜日から札幌に飛びます。
久しぶりですね。
かなり秋が濃くなっているんでしょうか。
楽しみです。