私がなぜ今回舞台に出演しようと思ったかと言いますと、、
というか、舞台は元々やりたいことの一つではありました。
幼少期から漠然と芸能界に憧れがあり
中学生のときにある映画に出会い、そこからはずっと女優になりたいと言い続けていました。
地方に住んでいたのと、未成年で親の承諾も必要だったためなかなかうまくいかず、、
大学生の終わり頃にやっとアイドル活動をスタートし、その際にとある朗読劇のアンサンブルとして出演させていただけることになりました。
ですが、やっぱり自分が出るより観る方が好きかも！と思ってしまったことと、
ちょうどその後すぐ入院することになってしまい(今は完治しています)芸能活動自体諦め、地元で就職しました。
その数年後、、このあたりからは皆さんご存知かと思いますが
やはり芸能の夢を諦めきれず、
ライブ配信をスタートさせ、
新たにレースクイーンになりたい！という目標ができ
今に至ります。
ずっと舞台や演技関係のオーディションは探してはいたのですが、
普段はJK(女子会社員)の身、、
稽古に参加するのが難しく、なかなか応募すらできずにおりました。
『イビツナルファミリア』の募集を見つけたのは、2月頃だったと思います。
いつものようにオーディションサイトを巡回し(笑)
この時は実はまだ今年のレースも決まっておらず、
活動の幅を広げられないだろうか、
何か新しいことができないかと、色々と考えていた時期でした。
社会人、未経験者歓迎。
稽古は平日夜と土曜日。小屋入り〜公演期間はGW。
脚本の内容もすごく面白そう。
私は私生活でも、感情がないとか、大人しいとか言われてしまうタイプで
芸能をやっている人間らしからぬ性格をしています笑
演技をすることで、自分の感情を表現できるようになれば、、
モデルの表現力を磨く上でも、演技は相互作用があるのではないか、、
そんないろんな想いがあり、思い切ってこちらに応募させていただきました。
同時期に他にもいくつか舞台に応募させていただいていたのですが、うまくいかなかったので
本当によく私を使ってくれたなと、、、w
感謝してもしきれません。
稽古では声出しの仕方やエチュード(即興劇)からスタートし、
全て初めての私にとっては当たり前ですがすごく難しいものでした。
役が決定し、本読みやシーン練習を重ねていきましたが
私のせいで当初の演技プランが変わってしまったり、、(この時は本当に申し訳なくてきつかった、、)
みどり先生とつばきのご両親の対峙シーンで、みどりが感情を剥き出しにして怒るシーンがあったのですが
そこでも、普段から言い返したり怒ったりあまりしないタイプの私は感情を出すということに苦戦し、
練習を止めてしまったり、、
うまくいかないことがたくさんありました。
ですがその度に、作演のはまさきさんはもちろん、
周りの役者さんがこうしたらいいよとアドバイスしてくださったり、
練習に付き合ってくださったり、、。
稽古期間が約2ヶ月ととても短く、
私含め会社員の方も多いので限られた時間の中で
正直まだまだ足りない部分や詰めたい部分もありましたが、できる精一杯を込めた4公演でした。
自信を持ってやれば大丈夫とはまさきさんが仰ってくれましたが、
そこが最後の最後まで一番不安な部分でした。
すごく良いストーリーで、それぞれのキャラクターがあって、それなのに私のせいで舞台を壊してしまうのではないか。
みどりというキャラクターはすごく魅力的なのに、それを充分にうつしてあげることができないのではないか、、。
正直そんな不安がずっと拭えませんでした。
ご来場いただいた方はご存知かと思いますが、
なんと幕開けのセリフが私からのスタートで
そこもすごくプレッシャーがありました。
しかし、当日観にきてくださった方が
DMですごくよかったよと感想をくださったり、
Twitterで呟いてくださったりして、とっても嬉しかったです。おかげで、回を重ねる毎に自信を持って舞台に立てました。
来場アンケートは怖くて終演まで見れなかったのですが、、w
そちらでも、好きなキャラに名前を挙げてくださっていたり、印象に残ったシーンで記載してくださっていたりして
ああ、みなさんの心に残るみどりを演じることができてよかった、と本当に安心しました。
情報解禁後、いち早く予約してくださった方
行くよとお声がけくださった方
難しい予定の中、なんとか時間を縫って来てくださった方
遠方からこの90分のために駆けつけてくださった方
私のお誘いに応えてくださった方
、、、、
ご来場いただきありがとうございました。
本当に本当に励みになりました。
今回のテーマについては、、
ここまで書くとしぬほど長くなるので簡潔にいたしますが
私も昔は家族と折り合いが悪い時期がありました。
進学して家を出てからは適度な距離感ができたからかだいぶ苦手意識はなくなりましたが、
今でもこういった活動については話してないですし、、笑
まだまだ大人になりきれない部分もあるなあと痛感しました。
もちろん家族だからといって、全てを共有しなくてはいけないわけではないと思っています。
だけどいつか腹を割って話せる日がくるといいなあーとは思いましたw
みなさんも家族について悩んだり、考えたりしたことが一度はあるのではないかな？と思います。
何か響くものがあったのなら嬉しいです。
さてさて！！
役者さん皆さんと写真を撮らせていただいたのでご紹介します❣️
つばき役のありささん！
稽古初日から、私が馴染めるようにと色々と話しかけてくださって本当にありがたかったです。
そして私の推しアイドルに似てて可愛い()
ものすごく難しい役だったと思いますが、不調もあった中演じ切って本当に素晴らしい役者さん！ありがとうございました😭
いちご役のまなかさん！
劇中いちばん一緒のシーンが多かったと思います！
2人だけ花宮家のメンツではなかったので、寂しい思いを共有してました(笑)
初対面から波長が合って、いちごちゃん役では不良少女という設定でしたがいつも稽古場を明るくしてくれるとっても良い子です！
お兄ちゃん、らん役の空さん！
コンビニーズですw
本当〜〜〜にお芝居がお好きで、お上手で、ものすごく面倒を見ていただきました(笑)
よくお父さんの代役をしていただき、アドバイスをいただきながら掛け合いの練習をしていました。秋ごろ舞台を予定されているらしいので、必ず観に行きます！これからもご指導をお願いするやも、、笑
お姉ちゃん、ゆず役のえりかさん！(京香さん)
な、なんと劇中での絡みがゼロというレアケース、、笑
それは残念でしたが、えりかさんのお芝居が私は本当に大好きでした！全てすごく感情がこもっていて、つばきとのケンカのシーンが特に好きで毎回幕裏で泣きそうになってました🥲w
乃木坂が好きで、アイドルのお話なども稽古の合間はよくさせてもらってました✨
お母さん、すみれ役の坪さん！
なんと衣装で写真を撮り忘れたので帰り道の1コマです、、すみません、、w
私が稽古でうまくセリフが出なかった時に、こういう感情でいれば次のセリフが自然に出るんじゃないかな？とアドバイスをいただいたのが印象に残っています。そこからそのシーンではしっかり自分の言葉で話せるようになりました！
本当に演技に安定感があり、劇中はもちろん外でも周りをよく見てくださっていて、すごく頼りにさせていただきました。
坪さんも今後も舞台出演予定があるようなので、必ず観に行きます！！
そしてお父さん、さくら役のはまさきさん！
元々お父さんは別の方が役者として出る予定だったのですが、色々と諸事情が重なり、最終的に自ら出演することになったはまさきさん。はまさきさんの演技が見てみたいと個人的には思っていたのでそれはそれで嬉しかったです！(?)
劇中、お父さんとはみどりがばちばちしてしまいましたが、、笑
稽古場ではいろいろとイジっていただき助かりましたw
最初に面接？面談？をしていただいた時、結構サクっと出演が決まったので「え！？ほんとうに良いんですか！？」って感じだったのですが、このメンバーで作品が作れてよかったと言ってくださり本当に嬉しかったです。ありがとうございました！
すごく不安もありましたし、難しかったですし、
そもそも演技の基礎が皆無ですし(本当にすみません、、)
正直言ってJKと稽古と撮影会やレースなどすべて掛け持ちするのは大変でしたし(集中せい)
悔しい思いもたくさんしましたが、
それを超越するくらい、とっても楽しかったです！！
はまさきさんたちはもうこの作品が最後、
と仰っていましたが、こんなに素敵な作品が書けて、演出も面白くて、
役者さんたちも魅力的なのに本当に勿体無くて寂しいです、、😭
もしもまた活動される時は、絶対に観に行きたいな。
そしてまたどこかでご一緒できることを。
エンディングの演出もめちゃくちゃよかったなー😭！！
まだまだ余韻の抜けない私は、
役をチェンジして再演したらどうなるだろう？
なんて非現実なことを考えてしまっていましたw
最後はみんなで「いただきます」ポーズで記念撮影しましたw
何度か通し稽古はしましたが、当たり前ですが初日の初回がお客様をいれてする初めての芝居だったので
私は裏で「お客さん入るの怖いよー😭」と震えてました(笑)
そんな時、坪さんが隣で「怖くないよ。お客さんも舞台を作る仲間なんだから」と言ってくださったのがとても印象深いです。
一緒に舞台を作りあげてくださった皆様
本当にありがとうございました！
私は次の舞台、、は未定ですし、
出演できるかもわかりませんが
演技の勉強は続けたいですし、ご縁があればまた機会をいただけたら嬉しいなとは思っています。
今年はレース、撮影会はございますので
お会いできることを心待ちにしております！
私もいろんなことに挑戦していきますので、これからも見守っていただけましたら幸いです。
ありがとうございました😊
2022.5.13 よこいそう(横井蒼)