薬剤師のみなさま、こんにちは。
言いづらい退職理由はどうやって伝えるべき?
今回は、こんなテーマにスポットを当ててお話してみたいと思います。
薬剤師さんの面接においても、以前よりも選考は厳しくなっています。
採用の基準は確実に厳しくなっています。
職歴に関しても転職回数を重ねている人は、書類審査の段階で受け入れが難しい
という判断をされてしまいます。
退職理由・転職動機はかなり重要視されるポイントで、
この項目をどう回答するかによって、採用の可否が変わってしまうケースも
多くなっています。
なぜ前社を退職されて、転職しようと思ったのですか?
非常によく聞かれる質問ですが、答え難い質問ですので、
返答に窮してしまうかもしれませんね。面接の基本は、正直に答えることです。
ですが、転職とは現状の不満を解消するために行うケースが多いものなので、
人間関係や待遇など、様々な理由があるはずです。
だからといって、ただ不満を伝えるだけでは、
「採用に至ってもまた退職してしまうのでは?」
と思われてしまいますし、
「うちでも、ありえる事ですよ」
なんて、突っ込まれてしまいます。
特に人間関係についての理由はどこでも起こりえるため、避けるべきでしょう。
では、どんな風に答えるのが良いでしょうか?
たとえ転職理由がネガティブな理由であっても、「こうしたい」などの
ポジティブな理由付けで述べることが秘訣です。
例えば、「通勤が遠くて辛い・・・」という理由が退職理由だとします。
これをそのまま伝えてしまっては、現状が嫌だから投げ出してしまった
ネガティブな印象を与えてしまいます。そこで・・・
↓
「通勤に疲れる」から嫌なのではなく、
「通勤に割く時間や労力を仕事に注ぎ込みたい」
「自宅の近くが良い」からという理由だけでなく、
「地元に密着した服薬指導がしたい」
など、ポジティブな理由付けで応えると、グッと印象は良くなります。
面接の中でも、前向きに仕事に取り組んでいきたいという意欲や熱意を
伝えるのにも最適な場面となります。キャリアプランに合わせた転職で
あること、転職後の目標も添えるとさらに好印象となりますよ。
ハキハキとした受け答えで良い印象を持ってもらえたとしても、ここでネガティブな話や、
一貫性のない話をしてしまうと一気に不採用の判断をされかねません。
誠実かつ素直な受け答えは、とても好印象となります。
面接にはその場しのぎではない、しっかりとした準備が大切です。
面接に不安のある方、ちょっと自信のない方もまずはご相談下さい。
弊社では、面接前に事前準備をしっかりと行います。
企業情報はもちろんのこと、疑問や質問なども事前に相手先へ確認いたします。
当日、ご自身では伝えにくい、質問しにくいことも
事前にクリアに出来るので、気持ちの余裕は大きく変わります。
それが人材会社を利用するメリットでもあります。
ぜひ人材会社を上手に活用して、
後悔しない転職を成功させましょう。