ヨコハマぽるとカップ2012閉幕・前編 ~優勝カップ、横浜に帰還~
横浜と横浜FCを愛する皆さまコンニチハ。
ホームタウン担当です。
横浜FCホームタウンプロジェクトが推進する地域貢献活動である、精神障がい者フットサル大会「横浜FCヨコハマぽるとカップ2012」が12月1日(土)、横浜FC・LEOCトレーニングセンターにて行われました。
一年間の熱い想いを抱いて西谷に集結した選手たち、そしてこの大会の趣旨に賛同いただいている参加チームの皆さま、そしていつも陰で支えている実行委員会の皆さまのご尽力によって、無事に大会を終えることが出来ました
その総集編ということで、今週も前編・後編に分けて、Diaryをお届けしたいと思います。( ̄□ ̄;)!! マタッ!?
【群雄割拠の2012大会の覇者は・・・】
今年も、本戦16チームとオープン参加であるエンジョイリーグ参加チーム4チームを合わせて約200名の選手たち、その付添スタッフ約50名もの人が横浜FC・LEOCトレーニングセンターに集いました。
チームの目標を達成すべく熱い真剣勝負が展開されるだけでなく、様々な目標を満たすために集った仲間同志がつくる、和やかな雰囲気の中で、一日が過ぎていきました。
そして、様々な前評判や予想・思惑が交錯する中での、今年の優勝チームは、
優勝:FC PORT(3回目、神奈川区、グループA1位)
横浜市内を中心にした個人参加のメンバーが集い、3度目のチャレンジ。
決勝戦は、初出場のBoscoとスコアレスドローのPK戦にもつれた末・・・
準優勝:Bosco(初、東京都、グループA2位)
初出場ながら予選リーグから勢いをつけ決勝トーナメントでも強豪を次々と撃破
見事な戦いぶりで6試合を戦い抜きました
位:Espacio(4回目、千葉県、グループD1位)
位:フレンドFC(2回目、川崎市、グループC2位)
2012年こそ、「三冠」を目指していた(大阪大会、千葉大会で優勝)Espacioも、悲願ならず。準決勝ではPK戦の末にBoscoに敗れ、3位決定戦では昨年のチャンピオン、フレンドFCと鍔迫り合いの末に1-0の勝利。
フレンドFCの、個々の技術レベルとチームワークも見事でした(3位決定戦)
・リベルダージ北海道(初、北海道、グループD2位)
気合いの前日横浜入りで臨んだ今大会。一年をかけて高めてきた心と体で存分に持ち味を発揮していたように見受けられました。
ピッチ脇を彩る応援団(スタッフ!?)も、会場の賑わいに華を添えていました
・オレンジソックスSTEP UP(3回目、東京都、グループB1位)
・フットリスタ(初、埼玉県、グループC1位)
スタッフ内で密かに要注意だったフットリスタ(写真内、白のユニフォーム)。
青いユニフォームのアトムズ甲府は、またもグループリーグ3位に沈む。
山梨県でのリーダーとして、これからのさらなる奮起が期待されるチームです。
・FCひなた(初、旭区、グループB2位)
最ご近所参加のFCひなた。仲間同士フォローし合うチームワークが素敵でした
【注目、この一戦】
個人的な独断と偏見ですが、
第2試合目で行われたグループDの第1戦、
「Espacio対日野中央高等特別支援学校-A」
この試合はピッチ上での精神力のぶつかり合いがビシビシ伝わる、迫力ある試合でした。
「Espacio対日野中央高等特別支援学校-A」
この試合はピッチ上での精神力のぶつかり合いがビシビシ伝わる、迫力ある試合でした。
両チームともこの日の初戦にもかかわらず、キックオフからフルスロットル全開の激しい攻防が繰り広げられました。
熟練した技術と組織戦術を駆使して戦うEspacioに対して、こちらも正確なキックと、労を惜しまない運動量を武器に立ち向かう日野中央。
最終的には、「勝ちきる」術を知っているEspacioが2-0としたものの、片時も切れない集中力で緊迫した展開を見せた両チームの戦いは、フットサルの魅力を伝えるに相応しい一戦でした。
他にも、一言では語り尽くせない名勝負・名場面がグラウンド各所で生まれたこの大会。
各チーム、各選手にとって、それぞれの目標に向かって、この一日に臨んだことが、もっとも大事なこと。
この大会がゴールではなく、次のステップに進むスタートラインとして、また気持ち新たに日常生活を過ごしていただけたら、それ以上に大きな進歩はありません。
横浜FCは、サッカーを通じて誰もが一つの社会で生活できる環境づくりに、これからも貢献していきたいと思います。※後編の、大会にまつわるエトセトラもぜひお読みください。
ホームタウン担当・A