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大道塾横浜北支部)土曜1部のブログ

横浜の着衣総合武道 「大道塾土曜午前クラス」の紹介ページ
通常は企業戦士である週末武道家の皆さんの奮闘記を記載しています。
大人から子供そして男性&女性とも約70名の皆さんが稽古に参加しています。
共に一緒に武道の稽古など如何でしょうか?

2019年3月の稽古予定&内容です
今後は月の前半を基礎、後半は応用にて対応しようかと思います。
ご参考にしてください。※だいぶ遅れてしまいましたが

3月2日(土曜)
 ‐準備体操
 ‐基本稽古
 ‐ヨガ&シャドウ
 ‐移動(対人)
 ‐打撃ドリル
 ‐定時後自主トレ

3月9日(土曜) 組技デー
 ‐準備体操
 ‐基本稽古
 ‐ヨガ&シャドウ
 ‐移動
 ‐首相撲ドリル
 ‐寝技ドリル
 ‐定時後自主トレ

3月16日(土曜)打撃デー
 ‐準備体操
 ‐基本稽古
 ‐ヨガ&シャドウ
 ‐打撃ドリル
 ‐ミット打ち
 ‐定時後自主トレ

3月23日(土曜)組技デー
 ‐準備体操
 ‐基本稽古
 ‐ヨガ&シャドウ
 ‐首相撲
 ‐寝技ドリル&スパー
 ‐定時後自主トレ

※24日は合同稽古が土曜練とは別に14:00~に行われます

3月31日(土曜)打撃デー
 ‐準備体操
 ‐基本稽古
 ‐ヨガ&シャドウ
 ‐打撃ドリル
 ‐ミット打ち
 ‐定時後自主トレ

宜しくお願い致します。

道場で指導をしていると
いろんな悩みにぶち当たります。

例えば、
・メンバが増えない
・メンバが定着しない

・クラスが盛り上がらない。

・なかなか上手くならない。
・試合で勝てない
こんな感じかと思います。

その中には
欲張りな内容であったり
存続にかかわる内容でもあったりと
レベルの違いがあるものですが
ここは押さえておきたいといったポイントがあったりします。

私の場合は
「武道の攻防が上手くなって頂く(出来れば武道が好きになって)」
という一点に尽きていて
少しでも上手く活けないかなと色々と考えたりします。

「上手くなる」の対義語である「上手くならない」
についてはいくつもの原因があり、大きく分類すると
・指導内容(コンテンツ)
・インフラ(環境や時間)
・意欲(モチベーション)
なんて問題に分類されるかと思いますが
その中で今特に気にしているのは意欲(向上)の部分です。

でも、それはなかなか難しいことであり
そんなヒントを別の分野に求めてみたりして始めてみえるもの
例えば、普段の仕事の分野にそんなヒントを求めてみると
意欲の向上に向けたことで、こんな理論の話を見かけます。
それが今回は「マクレガー理論のX&Y」でした。

大雑把に説明してみると
 

<マクレガー理論X>
 人は元来怠け者で、外部からの飴と鞭をもって初めて動く
 外部から毎令されることが好き。
 安全と責任を好まない。

<マクレガー理論Y>
 人は元来働き者で、自身の目標とためには鞭打って自発的に動く
 内的欲求が充当
 状況に応じて自ら責任を引き受ける。
 

なんて感じになるわけです。

当然、この理論を道場指導にて入れようと思うのですが
要約すると
口出しをしろというマクレガー理論Xと
口出しするなというマクレガー理論Yが存在し
XとYで非常に相反する内容であるため
指導へどのように活かしたら良いのかわからない。と迷うわけで。
悩みながらも、これまでは放置して時間をいたずらに消費したわけで

実はここ数年同じ事で悩み続けてきたので、さすがにこのままはまずいと
ちょっと対策を考えてみました。

そんな時はまずは仮設立てです。

「状況に応じて使い分けが必要なのだろう」
「そして切り分けについては、動機に依存するのかな?」
と勝手に仮説を立ててみて
ちょっと考えてみたのが、入門動機でした。

実際に道場に来る方はいろんなケースが存在します。
①バリバリ試合に出たくて入門するタイプ
②もともと武道が好きで自身で探して入門するタイプ
③あまり武道は知らないけど、何かをやりたくて入門するタイプ
④周りに勧められて(両親等)入門するタイプ

としたときに
マクレガーXについては、④
マクレガーYについては、①②
そして時々で判断が必要なのが③

なーんて仮説立ててみたので。。。
この後、ちょっと試してみようかと思っています。

当然入門した後にすぐに変わっていくから
その変動に応じてになりますけどね。。。
③or④⇒②なんて変動ケースはよくありますからね。
※あくまで現時点でのシチュエーション

ちょっと注意したいのがコーリングやティーチングとの関係です。
ふっと考えると

マクレガーX→ティーチング
マクレガーY→コーチング
なんて思ってしまいがちです。
実際その側面はあると思うけど
マクレガーYでもティーチングが必要なケースもあったり
マクレガーXでもコーチングが必要なケースもあるかと思います。

そんな風にこの理論とメンバさんの状態を

指導のプロトタイプにできたらいいなぁなんて考えていて。
少しずつ実現化できたらと思います。
もう一つの面白い要素である

マズローの欲求7段階とも関連があり

それらも含めて色んなバリエーションがありそうなんですよどね。。。

まだトライ&エラーも始まったばかり
1年後に良い形になるといいなぁなんて思います。

実際にはこれ以外にも色んな課題はあるけれど
この点が最も根本問題でもあるので
まずは、ここから少しずつでも前進していこう。

ってちょっとした決意表明でした。


先日ある人のお話の中で

あくまでも企業戦略の話ですが、

その方がおっしゃっていたのは

戦略1割、現場(実践)9割

とのことでした。


結局のところ言いたかったのは

あまり戦略に頼りすぎず

でも必要最低限の戦略は立てて

それを実践する。。。っと


なかなかこれって難しくて

よくあることで、

・戦略ばかり練って何も実践できなかったり

・そもそも何も戦略練らずに、ただ行き当たりばったりの対応になったり

なので、この1割と9割って配分がとっても新鮮に聞こえました。

道場の運営も同じ

頭でっかちになってもだめだし

何も考えないのもだめだから

いい按配でで対応できたらいいなと思います。

少しの戦略と100%の実践

まだまだたくさん体を動かさないといけないですね。


 

 

今年は当クラスのアイドルSちゃんより

土曜一部メンバ全員にバレンタインチョコが送られました。

『めっちゃ嬉しい。。。』

そして、とっても美味しかったです。

稽古直後の栄養補給とのことで

みんな、チョコをもらうや否や稽古直後にパクパクと

道場がチーム愛に満ち溢れていました。


 

チーム愛と疲労回復が図れたら

みんなそのあとは自主トレタイム

 

あれっ、自主トレタイムのスパーリングは心なしハードになった気が。。。

いやいや、、、気のせい、、気のせい、、

 

 

週末の少し時間があるときに、

 

ちょっとばかり強さについて考えてみました。

強さの定義が難しいのでシンプルに

「試合に勝つ」とことであえて定義してみます。

色々要素がありますが、凄く大雑把に、そしてジョハリの窓とも関連付けてみると

①自身が知っている強み

 ①-1 心技体のレベル向上(解放の窓OR秘密の窓)

 ①-2 戦略/戦術/読みの能力向上(秘密の窓)

②自身の知らない強み

 ②-1 自身の知らない癖(盲点の窓)

  ※癖には相手を混乱させる強みの癖と弱点を明らかにする弱みの癖の両方存在することに注意

 ②-2 体格/骨格の強さ(盲点の窓OR未知の窓)

 ②-3 運(未知の窓)

といった感じで私的には分割されます。

結構この辺りは人によって好みがあるので、まったく合わない方もいるかもしれませんが

少し抽象化して戻してみると

①は本人が後天的な向上が容易な部分→一般的に稽古で向上させる部分

②は先天性が強く、認知と後天的な改善が難しい部分

とも分けられます。


そして、こと試合に勝つという点で語ってみると

僕の拙い経験上での考察ではありますが、

周囲の想像している以上に、②の要因に依存する割合が非常に多いと思うのです。

★これは意見の分かれる部分でもあるのですが、、、汗(^^;→ここを突き詰めて書いていくと非常に文章が長くなるので割愛します

とりあえず、こんな前提をおいてみたときに


②の観点は非常に「もろ刃の剣」的の部分でもあります。

そもそも②は骨格や動きという点で考えたときに

 

現在の身体アライメントに対し非合理な動きになります。

 

だから、相手は騙されて、するべき対応と異なる反応をしてしまうのです。。。。が。。。

 

②特に②-1で語った部分は長期的な視野でみると、

 

相手を惑わし(意図的でなく)試合に勝つと言う側面では持って生まれた長所でありつつも、

 

バイオメカニクス的には非合理的な動き→体を壊す→自身を弱める と言った連鎖が多いように思います。

これまで、そういった機会を目の当たりにする機会が多々あったことから

私のクラスでは、こういった癖を取り除こうということを

第一プライオリティーに指導を行っています。

★結果、短期的な強さは失ってしまうことも少なからず発生しますが

一度強さを壊しても、長期的には強さの要因を不可逆的に積み上げられるようになる為

一度壊した後は、ロスのない強さの積み重ねを可能にし、

 

今の自分が過去最強ってところを目指していければいいんじゃないかと思って指導をしています。

それが巧くなることだと考えていて

そして、「巧くなる」ことは、ジョハリの窓の「盲点の窓」に対して、バイオメカニクスの観点で心理学的なアプローチを行いフィードバックを重ねるため

結構な高等作業となりますが、とっても面白くもあります。

そんなんで技が進化していくところを見ることが非常に指導員冥利であったりするのです。

本当にできているか???

さぁーー、、、ねっ。