久保田のLIVEを見に行ったのは何年ぶりか?
10年ぐらい経つかもしれない。
LA・LA・LA…がヒットしていた頃だったような。
今日の県民ホール。
久保田がお世辞で言っていたのか、本音で言っていたのかは定かでないにしろ、確かにFUNKYな盛り上がりだった。
昔の曲なら何となくわかるけれど、最新アルバムやここ最近の曲はよく知らない。
でも、知らないのに曲が流れてくると勝手に体がリズムをとり始めてしまうのだ。
某アーティストのLIVEに行くことがあるが、その時は自然と体が乗ってくるというよりは、こちらから寄せていく部分が大きい。
そのアーティストは確かに歌唱力もあるし、MCもそれなりにこなせている。
ただ、何かが足りない。
予算という部分は大きいのだろうが、その足りないものとは「エンターテインメント」。
久保田のLIVEを見ながら、そのことをつくづくと感じた。
メンバーの数が多いという物理的な差は仕方ないとして、舞台のどこに久保田がいても、あるいはステージ上にいない時でも、久保田のLIVEを楽しめるだけの要素が詰まっていたのだ。
それがエンターテインメントという空気なのだろう。
さらに大きな違いがあるとすれば、某アーティストはアーティストを真面目に全うしようとしている。その空気が伝わってしまうのである。
一方で久保田は不真面目…というわけではなく自然体。久保田利伸自身が楽しんでいる空気が伝わってきた。
どちらが正しいとかそういう話ではないので、そこは先に念を押しておくとしよう。
楽しみ方や捉え方を変えればいいだけの話なので。
きっちり予習をしておくとLIVEを心から楽しめる某アーティスト。
何の予習もせずに臨んだ方がかえって楽しめるかもしれない久保田利伸。
そんな違いだろうか。
何にせよ、今夜はFUNKYな夜だった。
懐かしのドラマのあの曲を聞けたのは嬉しかったなぁ…ふーっ( ´ー`)y-~