この時期になると思い出すのが、自分が小学生の頃の夏休みです。

今みたいにスマホもパソコンもネットもゲームもない時代です。

つい先日のブログに書いたように、もちろん家にはエアコンもありません。一体どんな生活をしていたのでしょうか？

地域にもよると思いますが、私が育った東京のある地域の小学生は概ね次のような夏休みを送っていました。

まず、夏休みは大きく三つに分けられました。７月中は第一期、８月前半(15日まで)が第二期、８月後半が第三期と言う具合です。

７月中は学校近辺での行事が中心で、一部林間学校等の課外活動もありました。

学校近辺の行事と言うのはラジオ体操、プールなどですが、ラジオ体操はそれぞれの地域の広場などで行われ、当番の父兄が判を押してくれ、７月最後の31日に全員が学校に集まり、判が押されたカードを回収される方式になっていました。

その時に皆勤賞の鉛筆やノートが貰えたのを覚えています。

また、プールは学年毎に時間が定められており、７月だけ開かれていました。

林間学校などの課外活動も７月が多く、８月に入ったとしても１週目までには終わっており、今と違い教師は後半ゆっくり出来るように設定されていたように思います。

そして８月の15日は全校登校日。従って家族旅行などプライベートな行事は、この日を除いた８月

二週目以降と相場が決まっていました。

もっとも、ディズニーもUSJもない時代ですし、気の利いたリゾートもありませんでしたから、はっきり言って休みなんてあまり必要がなかったのかもしれません。

それでも有意義な夏休みを過ごせたのは、のんびりした人間本来の感性を発揮出来ていたからかもしれませんね。

今の世の中は忙しすぎることと、モノが揃いすぎていることが、逆に充実感を半減させているのかもしれません。

昔の夏休み!?