横濱味紀行　Fishon-net のタツヤです

昨年末にチューリップの球根を植えた

3年生の児童たちが

本来ならお花が咲くであろう4月くらいに

施設の方々とご一緒に花を愛でたかったのですが、

新年度になると進級に伴いクラス替えがあり

なかなか一緒に行く機会が無くなってしまうという事で

年度内に行きたいとの意向を受け

学援隊の任務の一環として引率の任に着いた。。。

綺麗に晴れ上がった絶好の行脚日和。。。

子ども達を安全に送り、

安全に学校まで連れて帰らねばならないという

簡単そうに見えて、案外疲労困憊する任。。。

小学3年生と言うのは、まだまだ赤ちゃんなので

ジジイタツヤの言うことなんか聞きゃぁしない。。。

一般道を歩いて移動するので

車もくれば歩行者もいる、

自転車もくれば保育園児もお散歩をしている。

ちゃんと2列で、だらだらと隊列が伸びないように

遅れている子には、背中を押して

「遅れているぞ」

3列になっている子には、肩を押して

「ちゃんと整列する」と

前に入ったり後ろに走ったりと

体力馬鹿のタツヤにとっても

前に入ったり後ろに走ったり

汗かきかきの重労働。

何度も注意されると、男の子はいくつになっても赤ちゃんなので

「遅れているぞっ！」と背中を押すと

「遅れてなんかねぇしっ！！」と口ごたえをしてくる

口ごたえされると、

見かけはオジサン中身は子どものタツヤはカチンっときて

「遅れているから言っているんだろうっ！！」と

子どもと同じ温度とテンションで言い返す始末。

口ごたえに言い返された男の子は

「これ以上前に行くと、前の人の足を踏んでしまうから

　これで良いんですっ！」と

口ごたえの言い返しに言い返してくる。。。

大人げないタツヤは口ごたえの言い返しに言い返されたので

「危ないから、きちんと整列して歩きなさい」と

口ごたえの言い返しに言い返され、ダメ押しの言い返し。。。

すると、男の子もこのままでは埒が明かないと思ったのか

前の女の子の靴をわざと踏むという暴挙にでた。。。

すると、男の子とタツヤの際限のないやりとりを

耳でのみ聞いていたであろう

その女の子が、ひとことサラリと言ってのけた。。。

「なんで、きみはタツヤさんに、

　　　　　　　　そんなにはんこうてきなの？」

靴を踏まれたことに激高するでもなく

剛の拳には柔の拳　とでも言わんばかりに

たしなめたのである。。。

たぶん内心で

「あぁ～あ、男ってホント馬鹿ねぇ～」と

反芻していたに違いない。

この大人の対応に、男の子も返す言葉もなく

その場が治まり、歳ばかり取っているジジイタツヤも

このトキの様な柔の拳の華麗さに

ぐうの音を発する事も出来ずに

二の句が継げなくなるばかり。。。

そんなこんなで到着すると

裏庭の花壇に赴き、チューリップの芽を愛でる。。。

ちょこちょこっと雑草を抜く作業に移る訳だが

「倒れるからレンガには乗るなっ！」と言っても

まぁ、乗るは乗るは。。。

ジジイタツヤからすると、

雑草抜きなんて単なる雑務にしか感じられないのだが

普段から土いじりをした事がない子ども達からすると

めちゃくちゃ面白い遊びに感じられているようで

「もう時間だから、おしまいっ！」と言っても

誰かがやっていると、自分もやりたくなってしまい

一斉にピシャっと終わりにならない。。。

そこで柔の拳を使えない剛の拳の使い手タツヤの

「全員、立ちませぃっ！！」の怒号が飛ぶことになる。。。

何とか移動させ、屋上の花壇でも

ビデオの再生を観ているのか・・・と思うほど

同様のひと悶着があり

いよいよ、この日のメインイベント

入居者のシニアの方々に

3年生の児童たちが

「紙芝居」「リコーダー演奏」「合唱」を披露する

ステージへと話は移るっ！！

児童とシニアのコミュニケーションの続報は

明日以降にアップの予定ですっ！！

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