子供達の安全と平和 | 五郎のブログ

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桃源郷は山の彼方にあります

夜の暗い住宅街の道を歩いていると、四つ角で小さな子供が2人左側から走ってきて、右側から走ってきたオートバイが警笛を鳴らして止まりました。
私も子供達も驚いて立ち止まりました。オートバイはその後すぐに走り去って行きました。暗かったのでどんな人かは分かりませんでした。
子供の後に付いてきた母親と思しき女性二人が「子供にクラクションを鳴らすなんて・・・・」と批難していました。
歩道を歩いていて、後ろから来た自転車が、そこをどけなんて感じでベルを鳴らして横を通過ぎるのを腹立たしく思う私には、この女性達の気持ちは何となく分かります。
しかし、以前に似た状況に遭遇した事があり、考えさせられました。
小学生と思しき少女が携帯電話を見ながら歩いていたのですが、そこに通りかかった車が警笛を鳴らしました。ビックリした少女は道の端しに跳び下がりました。
ドライバーは少女に「歩きながら携帯を見るのは危険だよ」と声をかけて走り去りました。
子供達に安全だけでなく、周囲に注意を払わないと、どんな危険が潜んでいるのか教えるのも大人の責任です。
音楽を聴きながら歩いている人たちを見ていると、少し不安な感じがします。
原発が電力会社も政府も安全性を強調するだけで、危機的状況を考慮してこなかったを考えると、今の日本人の平和ボケは深刻な状況なのかも知れません。
安全とか平和は自分達で保つ努力をしないと失われて行くと思います。