ず~っとサボっていたブログ。
いろんなことがありました。
前回のブログを書いたすぐ後に
シゲさんのおばあちゃんが体調不良で入院との報せがありました。
GWには足利へ藤棚を見にドライブ、
一週間遅れで母の日を一緒にお祝いしたところでした。
慌てて翌日病院へ行くとちょうど眠っているところだったので
寝顔を見てその日は帰りました。
翌日は仕事のためお見舞いに行けず、
翌々日急に病院からの連絡を受けて慌てて駆け付けると。
「肺が炎症を起こしていて健康な人の1/3しか機能していません。
今は強力な酸素マスクで補助していますが、
この症状は回復しません。
無理に酸素を押し込んでいる状態ですので
ご本人も苦しいと思います。
マスクを外すかご相談ください。
外したことで容態が急変することも考えられます。
個人差はありますが外してすぐ亡くなられたり、
または人によっては2、3日ということもあります。
ご本人の体力によります」
????
私はそこまでの状態と知らなかったので、
急に突きつけられたおばあちゃんの状況についていけませんでした。
ICUにいるおばあちゃんの顔を見た途端、
泣いてはいけないのに涙が止まりませんでした。
おばあちゃんは強力なマスクをつけて苦しそうな中、
「ようこさん、ありがとうね。
幸せだったよ。
ありがとうね、ありがとうね」
としっかりとした力で手を握り返してくれました。
途中、
「ようこさん、苦しい、苦しいよ」
と言うおばあちゃんに何もしてあげられず泣くばかりでした。
強力なマスクを外し、苦しみを和らげるためにモルヒネを投与。
モルヒネを投与すると、意識が混濁して
話すことはできなくなるのですが、
おばあちゃんが苦しがる姿は見たくないので投与することに。
まだ少し意識があるときに、一緒に出かけた旅の話をしました。
「沖縄、楽しかったね。
富士山も見に行ったけど、2回とも見られなかったね。
温泉気持ちよかったね」
「うん、うん」
色んなところへ行ったのが昨日のことのようでした。
1週間前にも元気で食事をしたばかりなのに。
毎日お見舞いに行って
寝ているおばあちゃんの手や足をさすったりしました。
入院から2週間。
お見舞いから戻った夜の10時前。
一瞬リビングのシャンデリアがチカチカして全て消えました。
少し前から接続が悪いのか1灯2灯がチカチカすることがありました。
でも、全てが消えることはありませんでした。
そこへおばあちゃんが亡くなったと連絡がありました。
こんなことは信じられないけれど、
おばあちゃんが来たのだと思いました。
実感のないまま、葬儀の段取りをする。
おばあちゃんと一緒に住んでいたおばさまから
「おばあちゃんがね、意識が朦朧としている中、
ようこさん、泣かないで
って言ったのよ」
と聞きました。
苦しんでいるそのときにも
その場にいなかった私のことを気遣ってくれたんだと
胸が苦しくなりました。
未だに実感がないけれど、おばあちゃんが天国へいってしまった。
私の祖父母は早くに亡くなってしまったので
唯一のおばあちゃんでした。
本当の孫のように可愛がってくれ、
「元気?
どうしてるかな、声が聞きたいなと思って」
と度々電話をくれたおばあちゃん。
食事に誘うと
「スケジュール確認しないとね、スターだから。
でも何とか空けてあげるよ」
とユーモアがあって頭の回転のいいおばあちゃん。
富士山を見ようと家族みんなで河口湖へ行ったのに
台風で見えなかったこと
富士山リベンジで去年行った伊豆でも夏雲に覆われて
富士山は一切見えなくて爆笑したこと
伊豆の露天風呂が深かったのでおばあちゃんに
私の膝の上に座ってもらって二人でのんびり浸かったこと
全てが特別な時間でした。
先に亡くなった祖父母にできなかったことを
おばあちゃんに少しでもしてあげられたのかな。
今となってはもっとしてあげられたのに、と悔しいです。
GWもお墓参りに一緒に行く予定が、
仕事のトラブルで難しくなりました。
そのことを告げると
「私のことはいいんだよ。
全く気にしないで仕事頑張って」
と電話口で大丈夫大丈夫と繰り返すおばあちゃん。
結局お墓参りに行けないままになってしまいました。
藤棚を見に行った帰りに
「これ、少ないけど車代。
いいからいいから」
と渡された封筒。
帰り道に中の手紙を読んでみると。
「私は今日も仕合せです。
何時も私の為に大切な休日を犠牲にして
仕合せにして頂き心から感謝して居ます。
有難う有難う
わづかばかりの車代
容子ちゃん好きです」
そのときは
「最後の一文、俺どこいった?」
というシゲさんと笑っていましたが、
この手紙がおばあちゃんからもらった
最初で最後の手紙になるとは思いませんでした。
他にもいろいろ書きたいことがあるけれど、
おばあちゃんとの思い出を書くとキリがない。
おばあちゃんが大切にしていた着物をこないだ戴きました。
いつかその着物を着て墓前に行きますね。
おばあちゃん私も大好きです