「かぞくのくに」

明日ヤバイんじゃないかと思うくらい
ちょっと泣いてしまいました。
なんかね、いろいろ考えさせられるね。
絶対権力の下でしか生きることができない
国。巨大宗教国家みたいな。
人権とかなんて言えるレベルじゃないし。
日本で生まれ暮らしてる私には
現実感ない境遇にいるひとたちが確実に
いる。
個人の命の重さの違い。
絶対逆らうことのできない命令。
思いを口にすることも許されない立場で
何も言わなかったけど、監視の同志の
細やかな感情も、なんか見えて。
静かな井浦新が一度だけ感情爆発させた
「わかるわけないだろ?」
父親への叫び。
安藤さくらよかった。
スパイにならないか的な話は組織から、
兄は言わされてるとわかりながらどうしようもなく込み上げてくる怒り。
「あんたもあの国もだいっきらい!」
「でも、私もあなたのお兄さんもあの国で生きてる。」
自由であることが当たり前なことは
凄いことなのかも。
そういえば井浦新が三島由紀夫やった
映画、あれも観たいんだ。
探してみよ。