放課後 龍が友達と遊んで留守にしていた時に
近所の御夫婦が来て
『 実は～、家の息子が龍のネックレスを壊してしまってから 近所のお友達も龍の味方になってしまって 遊んでくれないと ４回も家に帰って来ては泣いているんです・・・
』 って言われた
こう言われてしまえば 『 分かりました、謝りに行かせます 』 というしかないよね。
でも、ネックレスを壊されたことなんて 聞いていないよ
本心は 子供の問題だから親が首を突っ込みたくないと思っってしまった
その、いじめられている
という彼も同じ５年生の男の子。
ＣＨＲＩＳは 帰ってきた龍に怒っていたけど
龍に 理由も聞かず 相手の親の話を信じて息子に怒るのは良くないだろうと・・・
そして 怒った勢いでＣＨＲＩＳがＹＯＫＯに 『 どう思う』 って聞いてきたから
『 喧嘩は両成敗だから 本当は謝りに行かなくても良いと思うんだな～ 』 って答えたの。
そうしたらＣＨＲＩＳは考え方が違う
と 今度はＹＯＫＯに文句を言ってきた
文句を言うなら 聞くな～
だよね
両親が同じ考えで子育てをした方が良いと聞いたことがあるけれど
それって、難しいことですね
龍と二人になったところで
『 とりあえず 謝っておいでよ 』 って言ったら
『 謝ったら（本当は謝りに行きたくないから）何かご褒美くれる』 って 言うの
ご褒美は～ 
キスを沢山してあげる
って返事をしたら
『 え～ じゃぁ行きたくない 』 って言ったところをＣＨＲIＳに見つかり
この会話の内容も知らずに
また怒られ 相手のお宅へ連れて行かされてしまいました
可哀想に、龍にとっては災難な一日だったよ
謝って来た後 『 良く謝った
』 って褒めて
秘密の棚から 大好きなオレオのクッキーを出してあげたら ご機嫌を直していた
よくよく聞けば 龍は壊されたことにはこだわっていなくて
彼の言葉の使い方や、お友達に対する態度が良くないから皆が少しずつ敬遠してしまったらしい。
やっぱり子供達の世界に 親が介入するのは抵抗があるなぁ