2021年、発達障害（ASD/ADHD）と判明。

それまでずっと、自分がなぜ

集団の中でうまくいかないのかが

わからず孤独でした。

しかし、最近

「友だち」といえる仲間ができてきて、

毎日が楽しくなってきました。

私と同じように発達障害だったり、

引きこもり気味のかたの中にはやはり

「人は一人では生きていけない」

「何とか、無理なく繋がりを増やせないかな…」

「でも外に出ていくのは怖いな…」

こういった考えのかたが

おられるかもしれませんね。

本記事では、全く同じ状況だった私が

「どうやって

繋がりを増やしてきたのか」

をシェアします。

特性を無理して変えることなく、

でも時折、ほんの少しの勇気を出せば

できることばかり。

あなたがご自分のやり方で

繋がりをつくり、

悩みを一人で抱え込んだり、

孤独に押しつぶされそうな状況から

明るい世界へ踏み出す

ヒントになればと思います。

ステップ①オンラインサロンでハードルを低く

内向的で引きこもり。

外の世界は刺激が多すぎて、疲れる。

そんな状況の私にとって、

いきなり知らない人しかいない

場所へ出かけていくのは不安でした。

発達障害とわかってすぐの頃、

当事者会に参加したことはありました。

でもそうじゃなく、

通常の趣味などの場に行くのはちょっと…

そう思ったので、

オンラインサロンに参加することにしました。

顔が見えない
発達障害からくる失言などしてしまうリスクが減る
出掛けなくていい

ずいぶん「人と接する」ということに対して

ハードルが下がり、気楽にできました。

参加してみていいと思ったのは

「オンラインサロン特有の、

繋がりのゆるさ」

です。

基本ネットって、

見たいときにスマホなりPCで

見るもの。

だから、特定の人と

いつも顔を突き合わせて

関わるわけではないです。

その分、自分のペースで参加できますし、

繋がりを深めていくことができる点が

とても良かったです。

ステップ②他の人がどういう振る舞いをしているか見ながら少しずつ参加

私が最初に参加したのは、

プロ奢ラレヤー氏の読書サークル。

発達障害の人が多いです。

（プロ奢ラレヤー氏やサロンの運営の方も

「（自分は）ASDだと思う」と言っている）

なので、発達障害特有の

「やらかし」に対して幾分

寛容な空気感がありました。

「特性とかあっても、

自分なりにできることをやろう。

それをがんばる人は応援するし、

がんばった人はえらいぞ☆」

という雰囲気がよかった。

同じようなことで

困っている人が多いので

知恵を出しあったり、

他の人が人と話しているのを見て

「あ、こういう接し方すればいいんだな」

「なるほど、こうするのはダメそうだな」

いいパターンと悪いパターンを

集めつつ、少しずつ参加できたのも

とてもよかったです。

（ASDは特にこの「パターン集め」

がめちゃくちゃ大事）

ステップ③できる範囲でコミットする

大きなパソコンの前で色々なことをしている人のイラスト。オンラインの世界での色々な活動を示しているイメージ画像です

どんなにいいグループを

見つけられたとしても、

見ているだけではなく、

できる範囲でその場にコミットすること。

そうやって初めて「自分の居場所」に

なっていくもんなんだなと痛感しました。

ここはちょっとだけ勇気が要りました。

「何か的外れなことしてしまうかも…」

「間違えたことして、迷惑かけるかも…」

とか色々考えつつ、

恐る恐るやったことが喜ばれたり

褒められたりして、自信にもなりました。

ステップ④好きなことをきっかけにする

上にかぎ針編みの針と毛糸、下にWEBライティングのイメージを置き、両者の間に「×（かける）」を配置しました。私の好きなことを掛け合わせたイメージです。

参加している読書サークルは、

「Slack」というプラットフォーム内で

運営されています。

個人の部屋とかを

自由に作れるんですが。

そこで自分の好きな

編み物の話を書き始めたんです。

そしたら「面白い」と

言ってもらえまして。

ちょうどいいタイミングで始まった

サロンの参加者全員向けの

読み物連載企画に採用されたんです。

（採用されたのは約10人）

同じ人が最長3ヶ月

担当できるのですが…

1月で2ヶ月目を終えることができました。

1月の途中からは

「みんなで編みたい」

「陽子さんの連載のおかげで

久しぶりに編み物しました」

などの声をもらうようになり…

オンラインで

みんなで編み物する会も開催。

友だちいない
友だちの作り方わからん
何か主催するとか、どうせ誰も来てくれないからやらない
人前で話すのこわい

元々はこんな有様だった私が！！

うれしくてありがたくて

泣いてしまいました…

編み物×文章という、

自分の好きなものを足がかりにしたこと、

それが大きく取り上げられる

タイミングにも恵まれ、幸運でした。

ステップ⑤他人と比べない

「自由になるんだ」という心の声とともに、鎧を片付けている女性のイラストです。心の鎧を脱ぐイメージイラストです。

オンラインサロンに参加してみて

「自分なりの参加の仕方でいい、

みんなと比べない」

ってことはとても大事だと思いました。

例えば、同時期に入った人たちは

とっくにオフ会に参加して

みんなと顔見知りになっているんですが

私はまだ一回もオフ会行ってません。

（2月に初参加する予定）

そのことを、最初は気にしてたし、

みんながお互い仲良しなのを見て

ちょっと焦っていました。

でも、仲良いのは大体が古参の人同士。

新人とは年季が違うから

比べても意味がないです。

何より私は自閉傾向が強いので

「少しずつ色々な参加のしかたが

できているじゃないか。

自分のペースでいこう」

と割り切ろうと。

そうこうしているうちに、

先ほどの連載が決まったり、

少しずつ小さな形でサークル内に

居場所ができたりして、

あまり気にならなくなりました。

「引きこもりの自分」なりのつながりかたでいい

ほんと、これだと思います。

外向的な人と同じことを

しようとする必要はないかと。

そういうふうに考えると、

しんどいしハードルが上がってしまうので

ゆるく、無理なく、小さく、できることから。

あなたにも合う場所や手段が

見つかりますように。

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