サラのこと⑤
前記事からのつづきわたしは、サラの命を預かる身として1年以上も自発的に食べない理由をどうしても知りたかったのです。そこで先日、知り合いから紹介されたある猫専門病院へ行ってきました。今回サラを連れて行かないので(ストレス回避)検査も出来ないし「仮説でもいいから先生のご意見を聞かせて頂けますか?」という我儘なこちらの条件をのんでくださった先生にセカンドオピニオンをお願いしました。先生には、前もって送っておいたデータを見て頂き、当日、今までの経緯を話したあと先生はゆっくりと話し始めました。まず「お腹が空いたから食べる」という行為についてですが「空腹=必ず食べる」ではなく、胃腸と脳の両方がうまく連携して初めて“自発的に食べる”が起きます。まず胃腸が「空っぽだよ」「血糖が下がってきたよ」といったサインを出すその情報が脳の奥にある「食欲中枢(視床下部)」に届く最終的に「よし、食べよう!」と決めるのは脳(食欲中枢)です。《食欲中枢とは》空腹感や満腹感を感じたり、食べるまでの行動をコントロールしている脳の一部。胃腸は“お知らせ役”脳は“最終決定を下す司令塔”という関係。つまり脳が食べようと決定しないと、いくらお腹が空いていても食べる行為には至らない、ということ。例えば…人間でもありますよね?ストレスを感じていると、空腹なのに食べれないことが…。それは脳でストップをかけているから。猫も一緒なんです。個体差はありますサラちゃんの場合、司令塔である脳が加齢により反応が鈍くなっているのかもしれませんね。ふつう12歳でここまでの現象(1年以上自発がない)はあまり起きないんだけど…今の猫ちゃんはシニアでも良く食べるコはいるのでね。シニア期では食べたり食べなかったりを繰り返しながら数年のうちに食べなくなっていくのが普通かな。あ、でも今思えば良く食べるコだったのに10歳頃から食べムラが増えていました。そうですか…それはちょっと早いかな…。でも個体差がありますからね。まぁそれにしても12歳で1年以上も…というのは僕もあまり聞いたことが無い。けれど可能性としては無くはないです。だから、サラちゃんには脳に「食べるスイッチ」を入れてくれるミラタズ軟膏が有効なのだと思います。2年前より食べたり食べなかったりを繰り返し、去年の1月から本格的に食べなくなったのは、どうしてなのでしょうか?(1月はイクラが亡くなった頃)猫は環境の変化にとても弱い動物。それがストレスになったりもします。あとは、なんらかの経験から「餌を食べると悪いことが起きるかも」と学習してしまったのかもしれない。こればっかりは本人にしか分からない…イクラちゃんが亡くなった寂しさ(メンタル)もあるかもしれないけれど、それにしては食べない状態が長すぎる…イクラちゃんがいなくなったことでサラちゃんが使える居住スペースが増えたからとか…そんなことも猫ちゃんにとっては大きな環境の変化になります。サラとイクラはあまり仲良くなかったため、2匹の暗黙の了解で何となく居住スペースが分かれていた。最初はイクラちゃんがいなくなった寂しさや環境の変化、そのうえ脳の老化が全部重なったのかもしれませんね。ミラタズの効果が切れる頃に吐き気が出るのはどうしてでしょうか?さっきもお話ししたように、お腹は空いているけれど、サラちゃんは肝心の脳の空腹スイッチを押す力が弱くなっているため「食べれない」。でも胃腸は空っぽだから生理的に吐き気が起きるのかも。そうそう、サラはミラタズの効果が切れる頃に、お腹が空いていそうだけど食べれない感じをわたしはよく目撃していました。『きっとお腹は空いている』こんにちは😊前回ミラタズを塗ってから今日で6日目。5日間とも毎日50g、きっちり食べられましたぁーすごい進歩!!いつもなら6日目あたりはガクンと食欲が落ちる頃…ameblo.jpお腹が空いているなら食べればいいのに「何で食べないんだろう?」簡単なことなのにって…これ、わたしにとって、かなーり大きな違和感でした。今後、元通りにミラタズ無しでガツガツ食べるようになるかと聞かれれば…それはわかりません。ですよね…。原因は簡単に言えばいわゆる「老化」ですもんね。でも仮説だとしても原因が何となく分かっただけありがたいことです。繰り返しますが、これまでの先生のお話しは、全て仮説です。なぜなら、脳の食欲中枢に関しては検査が出来ず、そのため確定診断が出来ないからです。だからか?わたしのもう一つの疑問である今まで診てもらった獣医師(サラはこの件で過去6人の医師に診てもらいました)は、一人を除いて皆さん口を揃えたように「原因不明」だと言われるばかりでシニア猫なら「老化」を疑わない?そんなに分からないものなの?(お一人だけ脳が原因だと仰っていましたが)たぶん、食欲中枢が原因だと考えた獣医師はいたはずです。でも結局、確定診断が出来ないし、それ自体が病気じゃないので断言出来なかったのでしょう。それにサラちゃんの場合はレアケースなので、脳の老化とはなかなか結びつかないかもしれないですしね。脳に関係があるかも?と指摘してくれた医師↓↓↓…今思えば当たらずとも遠からずですね『思わぬ展開』こんばんは😊ここのところ、プライベートが忙しくてなかなか皆さんのブログに、いいね!しに行けなくてすみません。今回は、前回の続きのアニマルコミュニケーションの話…ameblo.jp『ワガママな犬…でも実は…』こんにちは😊昨日☆☆先生が、以前、サラと似たような症例が1件だけあったと話してくれました。このような症例はごくごく稀だと先生は仰っていましたが、どなたかの参考…ameblo.jp今回先生のお話を聞いてやっと全ての行動の辻褄が合い、わたしは深〜〜〜く納得しました。ここまで来たら…もう元に戻らないことは解ったし、確定診断もいらない。仮説でもそれらしい原因と対処法が分かれば、もうそれだけでOK。今後もミラタズ軟膏を使いながら長い目で見守っていきたいと思います。