海外で極貧生活をする夢をみた
観光地へ向かい
お金がないなりに、屋台で売っているものの値段を確認する
そこで売っていたのは
ゆでたタコの足が5本ほど入って700円
タコの色が淡いピンク色で、アルゼンチン産
味が薄そうで、あまりおいしそうではなかったので却下
その隣では、はんぺんのようなものが串刺しで売られていた
しかし、もう冷めきったようなものが大量にテーブルに置いてあって、2本だけ、いつまでもくつくつと揚げられている
やはり、遠い国では品質もしょうがないよな・・・と思いつつ、他の場所で食べ物を探す
食べたくても、コストや品質を考えてなかなか買う決断ができない、そんな憤りを感じて、目が覚めた
不思議な夢だったけど、胸焼けがするような思いがした
・・・・・・
海外では、好きなものを値段を気にせず食べられることは決してなかった
常に、品質を見定めて、そして価格を見る
日本円に計算したら、とんでもないような値段ばかり
とあるカフェでのお茶やコーヒーは4ポンド、つまり700円ほど
それに、ペイストリー1個追加で、800円
軽食をとるだけで、1500円はゆうに超える
どうしても、ココアが飲みたい時があったが、ココアに900円は出せないと感じて我慢した
周りの家族づれで、ココアを注文して、飲んでいる子供を見たときは、辛かった
経済格差を感じさせられた
円の弱さを見せつけられた
植物園の併設のカフェで自分が唯一頼んだのは、Soup of the day
これが一番お買い得で、大きめのボウルにたっぷりとスープが入って、そのボウルと同じ大きさのパンもついて5ポンド
つまり、1000円以内におさまる
その日はパンプキンスープ
自分は、野菜も取れて健康的なスープが好きなので、ちょうどよかった
このメニューは割とどこでもあったので、何度か助けられた
あと、一度試したのは、レストランのモバイルオーダーで子供用のセットを頼んだこと
普通に食べると5000円はするが、テイクアウトなら11ポンドとかなり安かった
そこは、イギリスでは有名なSunday Roastのブッフェ式レストランで
レストランに座ってこれを頼むことはできないが、スマホからお持ち帰り用のお弁当を頼める
受け取りに行くとき、少しのきまずさはあったが、店員は気さくに用意してくれた
出来上がるのを、テイクアウト専用の場所で少し待つ
ウーバーの店員になった気分だ
渡された袋に入っていたのは、ゆでたジャガイモ2つ、輪切りのにんじん、グリーンピースたっぷり、豚肉と鶏肉のスライス6枚ほど
それに、プディングというシュークリームの皮のようなものがついてくる
グレービーソースは別添えの容器に入れてくれた
子供用とはいえ、2食分はありそうな量だった
それを、一番安く取れたホテルに帰って、テレビを見ながらベッドの上で食べる
机がないので、ベッドサイドテーブルにサンデーローストを置く
ベッドにこぼれないか、ヒヤヒヤした
そんな極貧生活の日々を思い出した
次の日の朝、ホテルのスタッフに電子レンジがあるか聞いて
ないけど、スタッフ用のはある、と余ったサンデーローストを温めて、持ってきてくれた店員に感謝
朝食とお昼代が浮いた