上京してすぐに行った表参道で出会った額縁3つ。
生活スタイルとともに、中に飾るものは少しずつ変化しているけれど、いつも変わらず壁を彩ってくれているもの。
これを買う時は特に迷うこともなかったけれど、この頃は、好きなもの欲しいものと、買うべきものがよくわからなくなることがあったなあ。本当に欲しいものはこっちなのに、客観的に見たYOKOにはこっちが合うのではないかとか。
例えば、イメージ戦略というものを行う場合は、必ず決まり事がある。WEBサイトひとつをとっても、使うフォントやルール、字と字の間の字間ピクセル数まで。
これは、本当によくマーケティングされて導き出された末のルールなので、そう考えると、「シンガーソングライターのYOKOとしてはこっちであるべきだろうけど、本当の私はこっちが好きだ!」というようなことを、当時、まだ芽も出ていない状態で考えすぎていた私は、かなりのおばかだと思う。
確かにイメージ戦略というものは、とても大事。例えば、今まではキュートなポップを歌っていたのに、突然パンクを歌い出すといったようなことはおかしいし。
でも、先に気づいたような「私のイメージ」を考えるとするならば、その差はほとんどあってないようなものだということに気づいたのです。一体私自身が何をマーケティングして導き出した結果なのか。それは私が決めた勝手な先入観であるだけなのにね。
好きなものは好き。ださかろうがかっこよかろうがそれがわたし。
まずは自分への遠慮を取っ払ってスタートだ!