私が生まれた頃は、発達障害とか今では言われて
いるものはなかったと思う。私は、今では普通に
助かるけれど、当時の医療技術では到底生きられ
ない、生きれたとしても全盲は覚悟をしてくれと
言われていたらしい。チアノーゼを何度も起こし
生死のの境を彷徨っていたと母親から、聞いて
いた。超未熟児だった。
幸い眼も見えるし、この歳になっても生きている
ことが奇跡に近い。あいにく、母親の思う普通の
子供ではなく、斜視はあるし、脚も悪い。
それが原因で、学校でもイジメを受け、母親に
打ち明けてもお前が悪いといって、暴力をふるわ
れていた。私は、無意識のうちに解離を起こす
ことを覚えてしまったようだ。
去年くらいまで、私は母親の事を恨んでいた。
どう考えても理不尽だと思っていたし、私の
人生を返してくれと思っていた。父親に対して
もだ。年老いた両親は、未だに私を頼ってくる
し、いつになったら自由になれるのかとふと
今でも思うけど、今の両親の夫婦関係は最悪
なのだ。昔から、人の悪口と愚痴しか言わない
母親に愛情を求めていたって、何の解決にも
ならなかった。この歳になって初めて、母親
自体が、多分発達障害なのではないか?と思う
ようになった。本当に空気を読めない。平気で
他人を傷つけることをいうし、自分の事を
どれだけ不幸かを訴えてくる。本当に不幸な
人だ。父は脳梗塞の影響もあり、まだらボケ
になっており、母親に、暴言をはいたりして
いる。それをこの恐怖を誰にも分かってもらえ
ないと私に言うのだ。母親自体が未熟なんだと
気付いた。
因果応報はやっぱりある。
それから私は、両親を憎いと思わなくなった。
このタペストリー、何か大好き✨✨✨
