楽しみな絵画展・・春休みで大賑わいの渋谷
音声ガイドは歌舞伎俳優の中村七之助さん
今回の展示作品は役者絵で有名な国貞・・であるから
この二人兄弟弟子
更に面白いのはあの画鬼「河鍋暁斎」が
国芳に弟子入りしていること
国芳40歳の頃に七歳の暁斎が弟子入り
しかし二年後には退塾
その理由が笑える
師匠の国芳のあまりに奔放な生活ぶりに
暁斎の父親が退塾せしめたという
しかし後の暁斎の絵をみるかぎり国芳の影響が
色濃く出ているという
彼が国芳の塾の様子を描いた絵
よく見ると猫があちこちに・・
国芳らしき人の懐にも猫
暁斎の反骨、自由な精神と共に猫好きなのも
この国芳の塾で育成されたのではないか
さて本題
国貞は役者絵
国芳は物語のヒーロー武者絵
とにかく緻密、遊び心満点
江戸庶民の遊びに対する飽くなき執念さえ感じら
れる題材
粋で洒脱で鉄火で・・
一部写真撮影OKコーナーもある
どの絵にもいちもつにもつの拘りがあり見飽きない
それでは猫好きなあなたへ・・
江戸時代の猫は働き者
浮世絵作りに励んでます・・グッズ売り場でのもらい物
幕末米国人医師によって数万点の日本の美術品が国外へ。
その中で最も多かったのが浮世絵。その数数万点
そしてその多くがこのふたり・・国芳、国貞の作品だったとか
その他広重の作品も・・
本当の残念なこと。
帰路、入り口でこんな光景・・めったにみられない
帰宅したらグッドタイミング・・夕刊に掲載(朝日新聞)











