3月11日東日本大震災・・5年前

そして同じく5年前震災当日から

一夜明け私たち夫婦は2月に相次いで

亡くなった兄と姉の49日法要に向かった。

途中の海のあまりの美しさと穏やかさに

気が遠くなるほどの恐怖感を感じた。

東北の海とのギャップ・・

忘れられない海の色


そんな思いを抱きつつ森美術館へ。


音声ガイドナビゲーターは玉木・新次郎ハン

先日のTVでもナビしてました


ここで登場したのが生物学者福岡伸一氏

メトロポリタン美術館での衝撃の「水差しを持つ女」

との出会い・・科学者の目からこの絵を解いてました

エゴがない

透明

正確

公平・・なのだそうだ


その一端として・・光

国土の多くは湿地帯のオランダ

そんな風土は一日のうちに四季を生む

それが独特のオランダの光


背後の地図は正確に描かれている

この絵が完成するまで何度も描き直しているらしい


あとはラピスラズリを使った青・・フェルメールの「青」


そしてレンブラントの「ベローナ」



モデルは画家の妻とか

いかめしい武具と鎧とは裏腹な穏やかな女神


17世紀オランダは大航海時代

貿易で富をなした豪商が競って家を飾り建てた故に

画家の需要が多く、絵画の黄金時代となっていった。


肖像画 静物画 風俗画 建築が等々いろいろな

分野の絵画が生まれ画家たちはそれぞれ得意な

分野で大量の絵を描いたらしい


まあそんなこんなを玉木ナビゲーターが囁いて

くれました。

とても聞きやすく良いお声でした


マグネット二個・・冷蔵庫に貼ってしばし楽しむ

http://www.tbs.co.jp/vermeer2016/