特別展「世紀の日本画」前期編は同時期に

開催されていた「クリ―ブランド美術館展」

二度と観る機会はなかろうと優先したため観に

行かなかった。


しかしNHKの「日曜美術館」の放映でよんにゃむに

「火」がついた。せめて後期編は・見に行かねば。


東京都美術館


作品のいく点かはすでに鑑賞済みのものもあったが

観にきた甲斐は十二分にあり。



近代日本画の祖ともいえる狩野芳崖「悲母観音」



小林古径「孔雀」・・線描の美しさの驚嘆


小倉遊亀のモダン


*片岡球子の「面構」・・歌川国芳・・

 実は「北斎」の方を観たかった


*平山郁夫の「日本美術院血脈図」

  平山郁夫氏の日本美術院への尊敬がうかがわれる


*速水御舟の「比叡山」・・「群青」にこだわった作品


*小茂田青樹の「虫魚画巻」・・その精緻さに魅せられる


そして今回一番のお楽しみだったのがこの木彫像


禾山笑

(写真は日曜美術館」より)





木造の真上から観てみたかった


それぞれの芸術家が古来からの日本画、彫刻を脱すべく

努力、精進を重ねてきた道のりを知らされた特別展。

満足アップ満足