一昨日の朝刊の小さな記事、読みましたか
読んだ方は13日午前零時50分からのTV放送を
観ましたか。
「皇軍」と聞けばよんにゃむ世代はぎょっとする。
そしてこのドキュメンタリーの衝撃は並みのものではない。
奇跡とも思える半世紀ぶりに再放映されたドキュメンタリー
本編はたった30分だが今回それに関係者の「制作秘話」などが
付け加えられて50分の放送となっている。
内容は上記の新聞記事でおわかりかと思うが
「文字」より「映像」の凄味が観る者を圧倒する
ドキュメンタリーのカメラは「加害者」ともなる。
あらゆる矛盾に立ち向かうとき「怒り」が爆発
「怒り」の大島渚である。
昨年亡くなった監督の墓碑にはハンセン病患者の詩人
の詩の一節が記されている
「深海に生きる魚族のように
自ら燃えなければどこにも光はない」
「怒る」人が少なくなった今、監督に問われている。
この最後のナレーション・・
「日本人よ、私たちはこれでいいのだろうか」と・・




