よんにゃむ邸はただ今

 夜は鈴虫の合唱隊が

 昼は蝉の勝手にみんみんで

晩夏の風情たっぷり・・

しかし猛暑は健在・・


そんなお庭で図らずも蝉の

一生に遭遇。


空蝉

地下に数年間を過ごした後ようやく蛹となり

背中を割って蝉となっていく。

その抜け殻だ。

足のとげ状のものが葉をしっかりつかんでいて

風雨に耐えるほどの強さ。

こうした本能というか自然の営みにはいつも

敬意をもって見入ってしまう。


よんにゃむ日和



「ジイジイジイ」
とけたたましくなく蝉・・アブラゼミ

他に「ツクツク・・」と鳴く「ツクツクホウシ」が

よんにゃむ家の住人のようです。


よんにゃむ日和

一隅には死骸・・


死骸・・たった一週間の命


蝉の足に注目

折り畳みのテーブルをたたんだような几帳面さ。

こんな蝉に美意識を感じるのはよんにゃむだけか?



よんにゃむ日和