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“あまだれピアノのぼうし”のろ・さかん:ぶん

 

 

これはもともと毎日新聞の、

『読んであげて』(現『読んであげて 広げよう おはなしの輪』)で

2002年の9月1ヶ月間で連載されたお話です

 

1.かたつむりのうた

 

 へんなびょうきが、はやっています。

“なんでもあげたくなるびょうき”。

これにかかると、どんな じぶんのもちものも、ひとにあげたくなってしまうのです。

このびょうきに、いちばんさきに かかったのは、あまだれです。

 

この文で始まるこの話

カタツムリが歩くと出来る、銀の足跡を

ミノムシが“夜でも光る帽子を作りたい”と言って

“なんでもあげたくなるびょうき”にかかったカタツムリから譲り受け

ミノムシの糸とカタツムリの銀の足跡で光帽子を作りました

その帽子が発端で次から次へと

“なんでもあげたくなるびょうき”にかかって行く虫たち・・・

最後は雨だれピアノに合わせて虫たちが合唱しているかのようです

 

 

 

 

いつかこの“あまだれピアノのぼうし”の

朗読を30回続けてやってみるのも楽しそうですねー