先週の週末は暖かかったので


夫婦で上野科学博物館に行ってきました。


夫婦二人で出かけたのは

娘が小学生の時だから15年以上ぶりです


夫は子どもが産まれてから仕事は出張が多くて、

息子が産まれた当時は神奈川県のはじっこの住まいから厚木市まで毎日車通勤、朝5時に出勤して夜中に帰る生活をしていました。


ゴールデンウィークも夏休みも、連休も、お正月も夫は仕事が入っていました。

息子が一歳のお正月も私と二人で過ごして、

見かねたママ友家族が

一緒にイトーヨーカドーに遊びに誘ってくれたりしていました。


子ども2人になっても、ずっとそうで

一週間二週間長野市、山梨県と

不在は当然のことでした

お正月や夏休みは私の実家に帰るか、

私と子ども達の3人でスキーやバス旅行や

日帰り旅行に出かけていくのが当たり前になっていました。


夫自身も父親とは縁の薄い中高生を送っていたので

男同士の親子関係とか知らないんです

だから仕方ないんだよ、と息子にもよく話していました。


キャッチボールをしたい、とか

池の釣り堀に行ってみたいとか

小さい頃は息子はよくねだっていましたが

たまの休みに死んだように眠っている父親を見て

だんだん諦めてしまっていました


息子が亡くなって、ようやく土日が休みになり

仲良し親子が沢山いる、博物館へ

沢山の恐竜や、動物や、植物

もっともっと家族でいきたかったなぁ


夫婦喧嘩も、4人で暮らしていた時は

本当によくしていました

この一年 一度も喧嘩になりません

お互い喧嘩をする元気もないのか

子どもがいるからこそ意見がぶつかっていたのか

本当に 息子が今の私達を見たら

びっくりするだろうな


娘が、「パパ、白髪増えちゃったね、、」と

そして、娘はいつか子どもが欲しいと言っています。

残った娘には、言葉に出しては言わないけど

家庭を持って、子どもを産んで育てる喜びを知って欲しい、、

息子を失っても、27年間はとても幸せだったので