昨日は 息子が旅立った日
何をしよう
一日家にいようか
小さい頃毎日歩いた場所へ?
彼が働いていた街?
選んだのは 北鎌倉でした
駅から降りてすぐのお寺で
お昼のその時を迎えました
お寺の渇いた池に ふっと綺麗な青い鳥が飛んできて
とても見えないですね、、
ずっと動かないで じっとしていました
木に彫られた仏様
可愛いフキノトウ
枯れそうな古い木から美しい梅の花
静かで 穏やかなところ
お寺は あちこちに
心配りがあって良いですね
その後
前から 一度ゆっくり訪れてみたかった
葉祥明さんの美術館に向かいました。
私自身が小学生の頃
ポストカードを部屋に飾っていて
淡いパステルの夢のような風景画
絵本も沢山ありますね
入って、絵に囲まれた瞬間
涙が出て止まらなくなりました
どの方にも 心に沁みる
幸せな 寂しそうな 孤独 愛
スピリチュアル、、といえば そうですね
置いてある沢山の本
愛する人と一緒で幸せな人も
これから愛しい子どもを迎える方も
障害や病を自分や家族に抱える方も
これから命の終わりに向かう人も
置かれていた羊ののりものや
葉さんのコレクションの
フェルトで出来た天使や
ノアの箱舟の木の人形
あらゆるものが
息子と過ごした幸せな日々を思い出しました
泣いても泣いても止まらない
葉さんの手書きの言葉のある中で
「母親というものは」の詩は
今の私には 辛かった
でもね 私は決して 良い母ではなかった
それに 息子は 27歳だったから
母よりも
愛する人と この美術館の絵の若者のように
穏やかで幸せな日々を過ごしたかっただろう
沢山泣いても
静かな美術館で
ゆっくり穏やかな時を
息子を悼む事が出来て良かったです。
その後 鶴岡八幡宮に出向くと
綺麗な牡丹園があって
この3倍程の写真撮影に夢中になって
小町通りでお香をお土産に買って
鎌倉ニュージャーマンで休憩して
長い散歩は終わりました。
離れて一年経ちました
太陽よりも月よりも星よりも遠くに行ってしまった
それでも 毎日あなたの事を考える
あなたは私の宝物
読んでいただき ありがとうございました