遺産の話の続きです。
横浜の駅ビルにはオフィスビルと商業ビルが併設されていて、商業ビルのエレベーターで12階まで登りました。
そこからオフィスビルのエレベーターに乗り換える途中、コンビニとビルの屋上の庭園が見えました、が (都合によりしばらく閉鎖します)と書かれていました。
そこから高校生が、、ネットで書かれていた庭園でした。
昨日は天気も良かったので、通常ならばそこにも人が沢山いたのかもしれませんが
コンビニにも定員一人と、お客様が2、3人と
賑やかな駅ビルとは対照的でした。
どうしても高校生の遺された家族の悲しみが気になりましたが、コンビニで黒酢を買って一気飲みして、オフィスビルのエレベーターに乗り換えました。
ネット銀行は資金相談のみの予約営業で、
横浜の海や街が一望できるホテルのような空間
一番奥の部屋に通されました。
営業担当は息子と変わらぬような20代後半の
若くて爽やかな好青年でした。
今回、息子を亡くして相続金が入った事
普通預金で管理するのに他行で不快な扱いを受けたのでお金を移し替えたい
そして、そのお金は今の気持ちとしては
なるべく使わず残る娘に引き継ぎたい
今まで定期預金すら作っていない
などなど ありのままを話しました。
それからタブレットで希望やアンケート的な事を沢山選択しました。
証券会社で派遣社員もしていた息子は
生前NISAも株も私には薦めませんでした。
無くなっても惜しく無い金額ならやってみれば、という程度で、使い道のない失っても良いお金なら、、
我が家では今まで正直無縁の世界の話でした。
そこまで話を聞くと、営業の方は
「保険はいかがですか?」と提案されました。
銀行って、保険も提携しているみたいで、
終身保険、養老保険など
これも全く子どもが2人健康な時は
教育費がかからなくなればあまり子どもに残すお金を考えていませんでした。
私が今から相続金で生命保険に入り
娘がその受取人になる
一番安全かつ税金対策かつ
いつか将来最終的に娘は一人になる ならば
私と夫が年齢的には先なので!絶対!
娘が受け取る分は定期預金などにして
私が受け取る分は、、要らないし使えない
金も銀も宝石も家も要らない
ただ、娘はいつか家族を持ってくれたら
お金はまたきっと生きる時が来るはず
生命保険に介護保険も付けて
私が将来要介護になったら一時金が娘におりる
納得の使い道が決まりました。
来週改めて契約する事になりそうです。
営業の彼は
「でもお身体の調子が一番なので、
来週も無理せずいらしてくださいね。」と
帰り際にも
彼が自分の母親に心配するかのように
優しく見送ってくれました。
営業として社会教育が行き届いているのか
彼本人が気配りできる人間なのか
私の年齢的にお母様と変わらないはずだから
娘には明日改めて私の遺産の使い道の話をするつもりです。
私がこれからどこまで生きていけるか
元本割れは契約して3年位
そこまではまず気をつけて、、、
でもその先も出来るだけ長生きしてみよう
という気持ちが芽生えました。
息子の努力の結果と
私のこれからの命をかけて
そしていつか 娘が命のバトンをいつか繋げられたら、、口には出しませんが
私達家族は更に幸せになれる
そんな希望ができました。