昨日は以前習い事をしていた時の友人と

習い事のコンサートのチケットを
いただくために
二人の家から近いコメダ珈琲店で待ち合わせしました。

友人ですが、年齢は私の母と変わらない
お子様がいらっしゃらないので
ご主人と猫と暮らしていて
趣味の団体を3つ掛け持ちして
クリスマスや年越しにはヨーロッパまで出かけて
教会で歌を歌ったりしている

私にとっては理想的な老後の姿
いつも明るくて笑顔で優しくて
趣味の世界で生き生きしていて

今月頭に会った母とは全く違うタイプ
まさしく友人 という存在

習い事に戻ってこない?とチケットをいただくたびに
子どもがまだ落ち着かない とか
仕事が とか
親や兄が心配で とか
言い訳ばかりの自分にがっかりする。

数年前 娘も高校に入学して
とにかく自分の時間が欲しくて
習い事に飛び込んだ。

毎週が楽しみで没頭して
2年目に入った夏の日に
息子の事で現実に引き戻された
見た目は大人になったつもりでも
まだ親の役目は 全く終わっていなかった

今も 下の娘は揺れている
20歳前後って そういう年頃なのかな
最後に子どもとして親に精一杯無理を突きつけるような

息子の時は自分の親としての至らなさが
子育ての失敗だったのかな と
かなり打ちのめされたけど
さすがに今回は 動じない つもり
ただ まだ気持ちは子どもをしっかりと観ていないと
学校もまだ折り返し、来年は就職と
子ども達には大きな変化が待っているから

友人の彼女は
子どもも孫もいないから
自由な時間があり過ぎて
こんなにやってられるのよ と

戻らない言い訳ばかりの私に
「私が歌を歌えるうちに早く戻ってきてね」
と優しく言ってくれました。

彼女と別れた後に
駅の近くに沢山の花屋さんがあって
とにかくお花が欲しくなって
沢山買い込んできました。

ご主人の海外旅行のお土産なのよ、と
お裾分けしていただいたお菓子は
日本にない美味しさでした。

彼女といると
東京に上京したばかりの時の自分に戻ったような 何もかもにワクワクして
好きな物に囲まれて暮らしていた
そんな時の自分に戻った気持ちになる

でも 親の仕送りでなく
自分の選んだ夫と自分の力でここまで生きてきた
今の生活が現実
彼女と一緒に習い事が出来る日々を
また目指してみようかな