日本の古本屋サイトにも出てきていますが、新館本もまだ買えます。

本日、四反田五郎とヘルマン・ヘッセの往復書簡集を分析整理していて、突如、

このような本があることに気づかされました。

その基礎となっている資料の表紙が、これです。

 

新事実 ロマン・ロランと高田博厚ー新発見の日記・書簡から

-【高田博厚没後30年記念 思索の灯】

↑ 小樽商科大学名誉教授の高橋純氏が埼玉県東松山市で公演された時の動画です。

 ヘルマン・ヘッセと四反田五郎を追っていたら、今度はこんなのも出てきました。

 この高橋氏も、別にロマン・ロランの専門家というわけでもないみたいね。

 ただ、小樽商科大学の卒業生でもある小林多喜二がらみで、接点ができた模様。

 まだ詳しく追い切れていないので、詳細は追ってご報告します。

 以下、動画紹介欄の文章を引用しておきます。ご参考までに。

 

【高田博厚没後30年記念 思索の灯】 

ロマン・ロランと高田博厚ー新発見の日記・書簡から- 

小樽商科大学名誉教授 高橋純先生 ー没後30年を経て明らかにされた高田博厚の真実!ー 

高田博厚は日本を代表する彫刻家としてと同時に、優れた文筆家としてもその才能を発揮した間口の広いアーティストでした。しかしこの評価が決して過去のものでないことは、今現在私たちが彼の作品に対面するときに、一人ひとりの鑑賞者・読者の裡に起こる傑出した精神との出会いとして実感されるはずのものです。その鑑賞者・読者の一人として、突飛でありながら感動的な私独自の高田博厚感動体験をお伝えしたいと思います。【高橋純】

 

こちらをご参照あれ。

 

ちなみに、ロマン・ロラン氏と高田博厚氏が文通していたのも、ロラン氏晩年の約14年弱。

ヘルマン・ヘッセ氏と四反田五郎氏も、ヘッセ氏晩年の約12年弱。

前者は実際にあっているが、後者はそうではない。

しかも高田氏は、ロラン氏に依頼されインドのマハトマ・ガンディー氏との面会に立ち会われています。

それも、会って間もないうちから、ね。

四反田氏は、生前のヘッセ氏には会うことはかなわなかった。

そういう差はあるが、なんか、構図がよく似た話であるなと、興味を持った次第。

 

あ、一つ、共通点!

高田博厚はロマン・ロランの、

四反田五郎はヘルマン・ヘッセの、

それぞれ、胸像を制作しています。

後者については、ベルンのスイス国立図書館に保存されているとのこと。

~ 四反田五郎「ヘルマン・ヘッセ 四反田五郎 往復書簡集 1951~1962」

 未発表資料。原本は「原爆傷害調査委員会」の名入り400字詰め原稿用紙190枚。

 その手書き原稿の写しは真鍋照雄氏(岡山市南区在住)所蔵。

 私・与方藤士朗は前頁をいわゆる「写メ」にて撮影・保存。現在、データ化中。

 

実は今私が行なっていることは、この高橋純先生とまったくとは言わないけど、同じことなのです。

 

酔っ払いさん 書籍紹介4 虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督 村瀬秀信著 集英社

 

昨2024年2月4日うPの動画です。

岸一郎氏の亡くなられた日が判明していく過程を追って、それがきっかけで、どんどん話が、

大きくなっております。