先のブログに登場した会計士の友人から電話があった。
彼 『おい、悪くない話があるんだけど。一度会って話を聞け。』
私 『それって、金になるんかい???』
彼 『化けるぞ!じゃ、明日の夜に、○○○タでな。』
約束の時間に5分遅れて登場すると、既に彼はいた。
儲け話の対象である企業の社長も一緒。
店に入り、早々に財表チェック。
私 『・・・。悪いけど○×社長、3分席を外していただけますか?』
社 『わかりました。終わったら電話をください。タバコすってます。』
私 『おまえさぁ、どういう事だ?これじゃ儲けるどころか、助けてくれって話じゃん?』
彼 『実は・・・。』
私 『あくまでビジネスとして考えて、お前だったらこの案件に投資するか?』
彼 『・・・。』
私 『友人だろうが紹介だろうが、捨てる金は一円も持ってないぞ。』
~これが実は昨年の話。
今回のテーマは・・・、『薬』
某大学教授が彼と一緒に登場。
バリバリの寝グセに無精ヒゲ。
とある新薬の研究をしていたらしい。
通常ならこの見た目で投資話はなくなる。
しかも、最近、株価が1/50(50分の1)にまで下がってようやく売却できた大損をしたばかり。
今回は・・・『ヲタく』系なのかな?ちょっと違う人なんだろう・・・と思い、話を聴くことに。
私 『臨床実験???まさか、おれに人体を提供しろって意味じゃないよな?』
教 『"#"ER#$R=)('&%$#"!)('&%$#QW』
私 『は、はぁぁぁっぁ。』(⇒何語?)
彼 『つまりね、・・・。』(⇒日本語だったんだ・・・。』
私 『なるほど。で、いくら欲しいの???
』
彼 『もらえるだけ・・・。』
私 『・・・。』
たぶん、
『○○○○万円から受け付けてるよ』
『お前に優先的にもってきた話だから、好きなだけいいよ』
だったら即決しただろうな。
もらえるだけ、ってことは、やっぱり金に困っているって事でしょ。
そりゃぁ、もちろん、出資を募る側は、多ければ多いほど良いに決まってる。
でも、裏を返せば、そこまでの支持を業界から取り付けていない、という証拠でもある。
朝を迎えると・・・。
『やっぱ自分がわからない分野には投資しちゃいかんな。』
って思ってました。
外は雨模様。