何処まで続く泥濘ぞ・・・裏金疑惑 | よかもん人生のブログ

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国会議員達の裏金勘定も遂に破綻した。

 

 

 

秘書ぼう然「派閥の拠点に捜査が及ぶなんて」…地元は憤り「裏でやりたい放題としか思えない」

 

読売新聞オンライン

安倍派の事務所がある建物に捜索に入る東京地検の係官ら(19日午前、東京都千代田区で)=木田諒一朗撮影

 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件で、東京地検特捜部が「清和政策研究会」(安倍派)や「志帥会」(二階派)の強制捜査に踏み切った19日、永田町には動揺が広がり、所属議員の地元からは憤りの声が相次いだ。

【図表】一目でわかる…安倍派のパーティー券収入不記載疑惑の構図

 

 19日午前に始まった安倍派事務所(東京都千代田区平河町)の捜索は、約5時間に及んだ。午後3時前、押収した資料を積んだとみられる特捜部の車両1台が、事務所の入るビルを出発。午後7時過ぎには、同派会計責任者の男性が報道陣の問いかけに無言のまま、事務所を後にした。

 最大派閥の安倍派では、パーティー収入のうちノルマ超過分を議員側にキックバック(還流)し、派閥側の政治資金収支報告書の収入と支出、議員側の収入のいずれにも記載せず、5年間で5億円規模が裏金化された疑いがある。

 派閥の拠点に捜査のメスが入るという異例の事態に、所属議員の関係者は一様にショックを受けていた。国会近くで捜索のニュースを見たという同派所属議員の男性秘書は「派閥メンバーにとって還流は『当たり前』で、議員も受けていた」と明かし、「派閥の拠点に捜査が及ぶことになるなんて思いもしなかった」とぼう然としていた。

 疑惑から事件へと局面が変わり、国会周辺や、裏金化の疑惑が持たれている同派所属議員の地元では、厳しい声が上がった。同派事務所前を通りかかった東京都板橋区の会社員女性(31)は、「コロナ禍や物価高騰で国民が苦しい生活を送る中、裏金で私腹を肥やしていたのであれば許せない。検察には全容を解明してもらいたい」と訴えた。

 疑惑発覚後に官房長官を辞任した松野博一衆院議員(61)の地元・千葉県市原市の男性(76)は「裏でやりたい放題やってるようにしか思えない」と憤った。松野氏に対しては、「きちんと潔く自分の言葉で説明すべきだ。悪いとわかってやっていたなら、謝罪では済まない」と語気を強めた。

 4000万円超の還流を受けた疑惑が浮上している池田佳隆衆院議員(57)の地元・名古屋市。自営業の男性(55)は「寄らば大樹の陰のように、お金がほしくて清和政策研究会に集まったのかと思えて残念だ」と話し、岸田首相にも「自民党をどう変えていくのか、示してほしい」と注文をつけた。