自民党総裁選~~岸田氏、高市氏の「2位3位連合」という戦略  | よかもん人生のブログ

よかもん人生のブログ

長い人生の旅路を書き綴ったブログです

情報によると👇

自民党総裁選、9月29日に投開票

【自民党総裁選2021】立候補者討論会に臨む(左から)河野太郎ワクチン担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行=2021年9月18日午後、東京都千代田区の日本記者クラブ 写真提供:産経新聞社

9月29日に投開票が迫った自民党総裁選、各陣営は決選投票も見据え、ラストスパートに入った。

  飯田)いよいよ総裁選の投開票が29日に迫っています。

どうご覧になりますか? 末延)8月10日にこの番組に来ましたが、その直前にBS番組で岸田さんとご一緒していました。

 そのとき驚いたのは、政策も全部できあがっているし、顔つきも変わっていたということです。1年かけて準備していた。

  飯田)1年かけて。 末延)8月30日に、「総裁選の日程が決まれば、意思表示する」と言っていたでしょう。

 まず仕掛けたのが例の党改革で、「1期1年で3期まで」というものです。 飯田)幹事長を含めて。

 末延)8月22日の横浜市長選で、小此木さんが菅総理の地元で惨敗した。そのショックが冷めやらぬときに、菅さんと二階さんが問題だと、このままではダメだと。そこで仕掛けたのに対し、菅さんが8月31日夜、「総裁選を飛ばして9月中旬に解散総選挙」ということがネットで流れたのです。     あのとき安倍前総理などが電話で「そんなことをやったら、自民党は惨敗する」と言ったので、解散もできなくなった。 飯田)安倍前総理から。

 末延)次は週明けの9月6日に、河野さんや小泉さんという人気者を使って、党人事を変えると。しかし、その本人たちが人事を受けないということで、総裁選を飛ばしての解散もできない、人事もできないとなり、突然、退陣表明した。 飯田)突然でした。

 末延)菅さんを前提にしていた野党は「勝てる」と思っていたし、菅さんも強気な人だから「行ける」と思っていたというのが、前回この番組でお話ししたことです。 末延)コロナ対策と同じで、自分に都合のいいような状況判断が間違っていて、結局は、現職の総理大臣が総裁選に出られないという状況になった。どこを間違えたかと言うと、あのとき最初は自分を支持すると言っていた安倍前総理や麻生副総理が黙ってしまったでしょう。 飯田)そうですね。

 末延)「ダメだ」とは言わないけれど黙っているということに対して、7年8ヵ月仕えたのですから、「なぜ自分の支持をしてくれないのだ」と、ある種の意趣返し的な感じになった。そういう意味で、自分がコントロールできると思った河野さんを後継指名した。

 普通、総裁選に立たない現職の総理が、後継の名前を言うなどということはあり得ません。 飯田)総裁選に立たない総理が。

 末延)さらには、あのとき「出るか出ないか」と最後までみっともなかった石破さん。 飯田)石破元幹事長。

 末延)これも二階さんに頭を下げなければ出られない状態だった。「石破カード」はもうそれほど有効ではなくなっているのに、人気投票をやると上から1・2・3の……二世・三世・四世ですけれど、「小泉さんや河野さん、石破さんを組ませれば一発で決まるだろう」というのが、菅総理が考えた戦略です。 飯田)決選投票まで行かないだろうと。

 末延)しかし昨日(26日)、またBS番組だったのだけれど、各メディアの論調はだいたい一致していて、党員票が強いと言われていた河野さんは47%くらいです。 飯田)50%まで行かない。 末延)一発目で勝つには55%~60%くらい獲らないといけない。

 特に人気者3人を集めたことで、党員名簿を持って運動していたかどうかも怪しいのですよ。人気があるからバラバラにやればいいだろうと。

次ページは:森山国対委員長が小泉氏を引き連れてJA全中へ

決戦まで後2日・・・当選者がどう出るか❕❓日本の将来が掛かっている