コロナ収束などものかわ、総理椅子の獲得競争が熾烈となってきた。
総理の椅子は欲しいが実力が伴わぬ政治家ばかりだ。
1年前の今日書いた拙記事👇
日刊ゲンダイの👇記事
9.29自民総裁選に安倍前首相「暗躍説」 候補4人の乱戦で菅首相“批判票”分散狙い
予定通り「9月17日告示、29日投開票」の日程で行われることが決定した自民党の総裁選。党内には「菅首相では選挙を戦えない」という空気が蔓延している。しかし、「俺は勝負に強い」が口グセの菅首相は強気の姿勢を崩さず、菅陣営は“再選戦略”に自信を持っているという。 安倍前首相が「キングメーカー」気取り 菅首相か岸田氏か…“両天秤”の姑息 ◇ ◇ ◇ はやくも総裁選の“争点”は、「本当に菅首相で衆院選を戦うのか」になりつつある。 「9.29総裁選の最大の特徴は、いわゆる“人気者”が一人も手を挙げないことです。世論調査で“次の総理になって欲しい人”の上位は、石破茂氏、河野太郎氏、小泉進次郎氏の3人ですが、3人とも出馬しそうにない。現職閣僚の河野氏、進次郎氏の2人は、総理大臣が再選を目指しているのに、まさか弓を引くわけにはいかないし、石破さんも“不出馬宣言”しています。もし“選挙の顔”になれる石破さんや河野さんが手を挙げたら、衆院選が迫っているだけに雪崩を打ったはずです。でも、人気者は誰も出ない。総裁選は、人気投票で“下位”の候補者だけの争いになる。菅陣営は、そこに勝機を見ています」(自民党事情通) 総裁選は<菅首相vs岸田元外相>の一騎打ちが想定されていた。ところが、下村政調会長と高市前総務相の2人も出馬しそうだという。これまで20人の推薦人を集められそうにないとみられていたが、2人とも20人確保のメドがついたという。 ■「批判票」の分散 このままいけば、総裁選は候補4人の乱戦になる可能性が高い。菅陣営にとって“候補乱立”は理想の構図だという。菅首相vs岸田元外相の一騎打ちだと、“反菅票”が岸田元外相に集中してしまうが、候補乱立になれば“菅批判票”が分散されるからだ。 「“政界一、話のつまらない男”とされる岸田さんの頼りは、“菅批判票”です。“反菅票”が分散されてしまうのは痛手でしょう。菅さんの周辺は、地味な岸田文雄氏や下村博文氏、実績ゼロの高市早苗氏と並んだら、菅さんのダメさ加減も薄まると計算しているようです。実際、4人が並んだら、“これなら菅首相でもいいか”となっておかしくありません」(政界関係者)