春の彼岸の最後の日、疲れ安めに炬燵で寛いで居た時、
東京住まいの姪っ子から写真入りの封書が送られてきた。

私が実家に送り姉が所有していた写真の中に、
父母の古希記念として善光寺へ案内した写真や若かりし頃の、
家族写真が含まれ20数枚送られて来た
そして走り書きが挟まれていた。
古希記念として子供一同で日本一周のプレゼントを企画し、
私の担当は父母が望んでいた長野の善光寺へ案内する事だった。
妻は下の子が臨月近かったので同行は断念させて居た。
父70歳記念、九州男児の誉れ高く矍鑠(かくしゃく)としていた。
鼻髭をたくわえ如何にもと言う貫禄ではある。
幾星霜・・・我が髪はふさふさだった。
姪っ子に父の25回忌で先日帰省した事は知らせていなかった。
春の彼岸の最後の日に、この写真が届けられたのは偶然だが、
父母からの感謝かと妻と話し合いこの記事を記念として書いた。