
山古志のアルパカ牧場を見た帰り道、

ふと立ち寄った不動の滝の傍らに不気味に咲いていたのが、

蝮草でした。

茎は毒々しい蝮の肌を思わせる斑紋に覆われ、

素手で触る気にもなれないのですが・・・

頭の部分は蝮が鎌首をもたげた姿に見える、オドロオドロしさ。

その部分は仏炎苞と呼ばれるそうです。
クリック⇒植物の生態散歩によると、
肉穂花序は仏炎苞という独特の苞によって包まれているため、
外からは見えないのだそうです。
性転換する珍しい植物としても知られています。
マムシ草は・・・日本三大毒草(トリカブト・ハシリドコロ・マムシ草)
の一角を占める毒草ですが、漢方薬としても使われているそうで、
漢方薬名は、天南星(てんなんしょう)と呼ぶそうです。
私は直接素手で触りました・・・少々背中がざわつきました。

マムシ草から飛び出てきた2cm弱の、この虫の名前は何でしょうね
ブログ友の虫博士、「ちゃわんむし」さんが名前を教えてくれました・・・「オオクモヘリカメムシ」だそうです・・・ねむの木などで良く見かけられるそうで、皆さんも探してみてはいかが?
巳年生まれとしては、蝮草パワーをハンドパワーで吸収です。
アルパカ牧場からの帰り道、山藤が目に鮮やかでした。