
朝起きると、パソコンの前に座る「よかもん」旦那を監視出来るこの居場所に陣取るのが毎日の習いである。
カメラなど無視して目を瞑る。
「よかもん」旦那の着込んでいるこのセーター、嫁ちゃんから頂いていた物である。

薄手のジャンバーを着込んでいるから今日の散歩はこれで決まりのようだ。
昨日、記事を書いていないので今朝はコメントの書き込みがないことを確認している。
寝そべっていても「よかもん」旦那の心情はお見通しである。

来月早々に癌検診が迫り大腸検査の注意書きを食い入るように眺めている。
大腸検査2日前から、
乳製品、キノコ、海草、コンニャク、しらたき、種と皮のついた野菜と果物は
食べるのを控えるようにと書いてある。
その他諸々・・・・・
活動は自由だそうだが、検査が終わるまで「パチ禁止令」に足枷が掛けられて御座る。
それにしても、嫁ちゃんと、長男殿の里帰りを楽しみにしているようである。
ワンから見たら、抵抗し難い長身の長男殿は苦手である。
ワン幼少のみぎりより、滅多に来ないのだが一目もニ目も置く存在である。
吼えても唸っても、どんなに挑みかかっても、軽くいなされ抵抗できない。
でも頼もしい存在ではある。
今朝の食事分で餌が絶えたそうだ・・・どうなっているの?・・飢えさせないで・・
早く気が付かないと「いかん」なと「よかもん」旦那の口癖に、
いかん、いかん、と、九州のお爺ちゃんそっくりとの切り返しの言い草・・・
気づいているのなら自分でしてよと、何時もの声が降ってくる。
「いかん」とは便利な使い方のようで、自分で自分を動かそうとする意味でもあり、
遠まわしに、ある行動を依頼する言葉にも取られるようだ。
命令言葉でもないし、行動を促す潤滑剤の言葉になっているのだ。
外出前に、戸締りせんといかんな~
そろそろ風呂を、たてんといかんな~
散歩にいかんといかんな~・・・とこんな風に使っている。
半世紀たっても九州弁が抜けんな~。
人に誤解されんように「いかん」言葉を使わんと。いかんな~