飲んでいる抗がん剤は、ユーエフティ/ユーゼルの2種類です。
この2剤は体内において、相互に作用しあい癌細胞への攻撃力が増すのだそうです。
癌細胞に取っては、癌細胞を消滅させられる「鬼と金棒」の役目をする怖い相手です。
癌細胞は、定着すると正常細胞よりもすばやく増殖を始めます。
「鬼と金棒」はこの動きをすばやく捉え、攻撃を仕掛けるのです。
所がこの「鬼と金棒」活発な動きをするものには例え正常細胞であっても容赦のない攻撃を仕掛ける欠点があります。
これが副作用として人体に様々な悪影響を与えるのです。
この両刃の剣を持つ、ユーエフティ/ユーゼルの「鬼と金棒」を上手く使いこなすのは、医師の匙加減です。
副作用の主なものに、
下痢、口内炎、白血球減少、貧血、血小板減少、肝機能障害、食欲不振、発疹、色素沈着などがあります。
中でも、貧血や肝機能障害は、7~8割の人が症状が出るそうです。
8時間おきに3回、24時間途切れのない薬の効き目を28日間持続させ、7日間休み。
この連続で、癌の撲滅を図るのです。
人体のダメージと癌の消滅のどちらが早いかが勝負の分かれ目となります。
持久戦、長丁場の戦いとなりますが、戦い抜く心算です。
今朝までは、何の副作用もありません。間もなく6時薬を飲む時間です。