防災の日に思う | よかもん人生のブログ

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大正12年、9月1日正午、関東大震災が首都東京を襲った。

父はその時、東京歯科医専(東京歯科大学の前身)の学生で教室で大地震を体験している。

学校は地震で大きくは壊れなかったようだが、見るも無残な惨状を良く聞かされて育った事を思い出す。

東京の麹町の兄の家から通っていた父は、歩いて麹町の兄の家に向かったそうである。

時間的経過は分からないが、怪我も無く、麹町付近に近づいたとき、

警官〔憲兵)に誰何(すいか)されたと言う・・・とまれ・・何処に行くのか・・名前は・・住所は・・

身分証明書を提示し、麹町の兄の家に帰りますと答えたら、

兄の名前は誰か・・と居丈だけに問いかけられたとの事である。

当時の閣僚に父の兄と同姓同名の人がいたのが幸いしてか、兄の名前を出した途端、

警官(憲兵)達は最敬礼して、閣下の弟さんでしたか、失礼しましたと、通してくれたとの事でした。


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朝のテレビでは、安倍首相が率先して、防災記念日の訓練の様子を放映していた。

近い将来日本のどこかを大地震が襲う事を国民の90%の人が考えているそうである。

幸か不幸か、私は3年前の中越地震と今回の中越沖地震で震度6強・弱を何度も体験している。

地震に対する心構えが体験上出来てしまったが、経験の無い方は、不安でいっぱいのはずである。

「震度6強」以上では何も出来ないが、

「震度6弱」以下ならば、まず身を護るすべを考える事が何より先決です。

後は、助け合いが何より大事です。

防災グッツは1箇所ではなく、少なくてもいいから数箇所に分散して置いて置く事も大事です。

科学技術の進歩した現在でも、災害時の風評被害は甚大です。

冷静に事に当たる事が命を護る鉄則です。

ネットで見つけた関東大震災の写真集です。

勝手ながら紹介させてもらいました。