新市長が誕生した途端、散歩道にある小川の水が綺麗に澄んでしまった。
中越地震の前から、すでに濁り水が一日中流されていたが、地震後は極端な濁りとなっていた。
川の汚濁の原因が、上流にある企業にあることは明白な事実であったにもかかわらず、
行政は対応を手抜きし、手をこまねいていた。
そこに業者との何らかの癒着が有ったのかは知るすべも無いが、
新市長誕生で川が澄み、その結果、今までの行政と業者の癒着の存在を推察出来る。
先週この川の《BOD=生物化学的酸素要求量》が5mgを超えたと発表された。
この数値は市内一の汚濁度であり、鯉鮒さえ棲めない汚れ状態である。
おそらく新市長の対応が早く、次の日から川の汚れがピタリと無くなり、清い流れが復元した。
今日で1週間、綺麗な流れが続いている。
行政が如何に、言い訳しようとも、清い水の流れが今までの怠慢を証明している。
この状態が続けば、すべて死に絶えた水生生物が帰ってくるのにさほど時間は掛からないだろうが、
行政指導のほとぼりが冷めた頃、川の汚れが増えないことを望む。