ニュースにもならないが今日は秋の彼岸の入りである。
小泉政権は、今日を最後に、阿部政権へ変わるだろうし、タイ国では軍部によるクーデターのニュース。
ロシアはなりふり構わず国際法無視で国益重視のサハリン油田開発停止告知。
大ニュースが多く、ブログ話題に事欠くことはないが、あえて彼岸に関することを書いてみます。
昨日、図書館で新刊本の「死にざまの昭和史=中央公論社」というのを見つけました。

昭和を生きた著名人達の死に際の言葉が数々のエピソードを含めて書いてありました。
いくつか列挙してみます。
1、犬養毅→ 若い者に話して利かす・・・テロ遭難直後の言葉だそうです。
2、坪内逍遙→「香典供物ー一切無用」・・・世代を超え語り継がれる生き様の遺言です。
3,川上貞奴→ 目に見えぬ神の心にかようこそ、人の心の誠なりけり。・・・座右銘
4,徳富蘇峰→ 侍500年の後・・・墓碑に刻まれている言葉です。
5,鈴木大切→「ノー・ナッシング・サンキュー」・・・「臨終で何か欲しい物はないですか」と聞かれ
いや何も、ありがとうと、英語で答え、
静かに息を引き取ったそうです。
いや何も、ありがとうと、英語で答え、
静かに息を引き取ったそうです。
6、大佛次郎→「みんなしんせつにしてくれてありがとう、皆さんの幸福を祈ります」・・・
この絶筆は死に至るまでの自らの気持ちを克明につづった、
「つきじの記」の最後の1ページに書いてある言葉だそうです。
この絶筆は死に至るまでの自らの気持ちを克明につづった、
「つきじの記」の最後の1ページに書いてある言葉だそうです。
締めくくりは、
7,昭和天皇→「耐え難きを堪え忍び難きを忍び、以て万世の為に太平を開かんと欲す」・・・
言わずと知れた太平洋戦争を収めた言葉です。
8,昭和天皇→「ふりつもるみ雪にたへていろかへぬ 松ぞををしき人もかくあれ」・・・
昭和天皇の敗戦後のお歌で、・・・ブログ仲間のtaboさんから教えられた歌です。
昭和天皇の敗戦後のお歌で、・・・ブログ仲間のtaboさんから教えられた歌です。
蛇足となりますが、以前ブログで紹介したペットの墓の前で、数日前、顔見知りの葬儀屋さんと出会いました。
前から疑問に思っていたことを聞いてみましたら、
「ペットの墓を人間の墓と同じ場所に葬れないのは浄土真宗だけ。後の宗派は自由に出来る}そうです。
それに関連して、浄土真宗ではお地蔵様は認めていないのだそうです。
宗派による作法習慣は判らないことだらけです。
今日という彼岸入りに思い出しました。