信濃川の西岸、小千谷市と長岡市の境に三仏生と呼ぶ地名がある。
そこの西方すぐの所に140ほどの小塚が今でもひっそりと桜並木の下で佇んでいる。
百塚と呼ばれている。謂われは小千谷市のホームページ→こちらで見て下さい。
昔は昼間でも薄暗い場所で、約2キロの区間樹が生い茂っていたそうである。
戦争中にこの付近が臨時兵舎になり、樹は刈られ道は改修されて、その際に塚のいくつかは掘り出され、
今は昔の面影はない。
ここには幾多の伝説があり、集約すると昔、夕日長者が財宝を埋めた場所の目印の場所とも、
米山の鬼五郎という盗賊が財宝を埋めた場所とも言われている。
端から数え始めて何度数え直しても数が合わないという。
前に書いた話→ 夏の終わりに化かされ話をクリックして下さい。
今はこの小道の脇を車が通ることはは少なくなっている。
所が国道17号線バイバスがこの100塚脇に出来た事で奇妙な体験を今でもしている。
小千谷市郊外にあるスーパーベイシアの前を長岡市に向かうと直ぐ、
見え隠れする100塚の脇を通過する。
このとき車のガソリンメータが必ず一目盛り近く下がる。
この場所を離れてしばらく走るとメーターは元に戻る。
車種を変えても、季節や時間が変わっても、ガソリンの残量にも関係なくこの現象は起きる。
富士の樹海には方位磁石を変える磁場地帯があると言うが、ここにも何かある。???
不思議なことに逆方向から走ってもさほどの変化はない。
ここは坂道でもなく私に取ってミステリーゾーンである。
100塚が何かを訴えている気がする。
ここを走る人は車のメーターの乱れに注目して下さい。