ラッキー7と地球と宗教との関わりについて記述してきたが、文明を築き指導してきた人々の中から
指導する為の方便として「サイコロ」が発明されたのだと感じている。
正六面体で上下の数字がすべて「7」になる設定とした発想などは、すばらしいの一語につきます。
循環小数の数字の事など庶民には無縁のことであり「六道縁起」を説く為の小道具として最高ですね。
洋の東西で「7」が幸せをもたらす数字として認知され「すごろく」などの遊びを通じて、
人体を含め世の中、全てが循環し輪廻している事を体験させてくれる「サイコロ」を考えた先達に
敬意を表します。
その反面「7」の循環小数0,142857に含まれない数字「3,6,9」については西洋で循環を
阻害する数として「6,6,6」に置き換えて嫌っています。
日本では原因不明の病気や痛みが発生したとき、時として「六三に当たった」為苦痛が始まったと
考え「六三除け」の方法などが毎年発行される高島易などに記載されていました。
これは循環阻害の対処法を民間伝承として伝えてきた事柄だと考えられます。