昨日は母原地区の歴史散策日でした。
梅雨入りした後なので天気が心配でし
たが北の高気圧に覆われてさわやか
な晴天日でした。前回の市丸散策から
日が経ってないせいか参加者はいつも
より少なめでしたが、母原町内の公民
館長さんのご協力もありスムーズに運
営できました。今回の母原町内の特徴
は東谷の中で最もお遍路さんの霊場
(お堂)の数が多い町内です。ほかの
町内では1か所か2か所が普通なの
ですが母原はなんと7カ所もお堂が残
っています。二市一郡のお堂が5か所、
三谷新四国のお堂が2か所です。今回
の散策は母原のお遍路さんのお堂に
絞って見て回りました。今回は地元の
公民館長さんの力添えもあり普段は施
錠されて拝観できない片山の観音堂の
内部を拝観できました。ここには金箔で
作られたご本尊があるとの噂は聞いて
いましたが想像以上に立派な仏像でし
た。ご本尊は3体ありましたが一体は
母原の奥の引地の三谷新四国霊場
で今は廃堂になったお堂のご本尊を
お移ししたものと私は推理しています。
チャンスがあれば古老の方のお話を
伺ってみたいと思っています。
片山のお堂です。
お堂の内部です。今回特別に拝観させていただきました。