ミツカドネギはヨーロッパの地中海沿岸

が原産のネギ属です。日本にはベル型

の白い花がかわいいと園芸植物として

輸入されたものが逃げ出して野生化し

たものです。外来の帰化植物の特徴で

ある旺盛な繁殖力で各地で自生で繁殖

しています。この日紫川の中流域の川土

手でまとまって咲いているのを見つけまし

た。土手の上に花壇がありそこにミツカド

ネギが咲いているのでそこから脱走した

ものと思います。4月ごろに白いベル型の

花を咲かせ地下には日本のノビルのよう

な球根がついています。名前の由来は葉

の根元の断面の切り口が三角形なところ

からそう呼ばれます。全草が食用としても

使えるので観賞用だけでなく増えすぎた

分は食べて株数を調整すると良いです。

注意点は花が綺麗なネギ属は有毒なもの

が多いので要注意です、スイセンやハナ

ニラ等と間違えて誤食することのないよう

にしないといけません。花期以外の時は

判別が難しいので開花期に判別します。
今回は花まで全草を使いネギ醤油を作り

ました。


 

 

川土手で繁殖しているミツカドネギです。

 

 

ベル型のかわいい花を咲かせるので観賞用で使われます

 

 

 

 

全草を使ってネギ醤油を作りました